【10回使用】Trail BumのCT Tarpが自転車キャンプにおすすめな4つの理由 [自転車キャンプ][ULタープ]

  • 2024年4月24日
  • 2024年4月22日
  • ギア

みなさんこんにちは。自転車キャンプ歴4年のサイトウです。

早速ですが自転車キャンプのタープ選びでこんな悩みを持っていませんか。

  • 自転車キャンプをしてみたいけれど、どんなタープがよいかわからない…。
  • 軽量コンパクトだけど、キャンプで使える快適なタープがほしい。

そんなみなさんにTrail BumのCT Tarpをおすすめします。

 

私は最初のタープとしてCT Tarpを購入し、10回以上使用していますが、心の底から買ってよかったなと思っています。

そんな私がCT Tarpが自転車キャンプにちょうどよいと思う理由をを解説していきます。

 

  • 自転車キャンプで最初に購入するタープを検討している
  • CT Tarpがどんな製品か気になる
  • CT Tarpの使い方やどんな人に向いているか知りたい

 

 

自転車キャンプにおすすめのほかのタープはこちらで紹介しているので気になる方はそちら参考にしてみてください。

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自転車キャンプのおすすめタープ4選

 

 

 

 

この記事の結論

この記事のまとめ

 

最初にこの記事の結論をまとめました。
詳しくはこの後に解説しているので、是非チェックしてみてください。

 

大きすぎず、小さすぎないサイズ感

一般的なULソロタープと2人用タープの中間のサイズ感です。
ソロでのキャンプを考えたときに、ちょうどよいサイズ感になっています。

自転車を支柱にして設営しやすい

すべての辺にバンジーコードが設置されています。
自転車キャンプではバイクを支柱にすることが多いので、たるみの解消がしやすいです。

設営バリエーションが多い

内部に5つのタイアウトループが設置されていて、類似製品より多いです。
どんな張り方でも雨除けや内部空間の拡張が可能です。

軽量コンパクト性

ソロタープは500g以下が基準になりますが、320gと基準を180g下回る軽量性があります。
サイズと重量のバランスが優れており、テントより大幅な軽量化が実現できます。

 

スペックと特徴・製品比較

Trail Bumとは

Trail Bumとは

 

Trail Bumは、UL(ウルトラライト)専門のアウトドアショップ「ハイカーズデポ」とアウトドア商品の販売や輸入代理店を行う「ソーズカンパニー」のコラボブランドです。

販売している製品はベテランハイカーの声をもとに作り上げられたもので、紹介するCT Tarpもハイカーズデポの土屋智哉さんのアイデアをベースに制作されています。

特に軽量コンパクト性や耐久性が重要なバイクパッキングとの相性はよく、自転車キャンプの実用的な選択肢になります。

 

スペック

Trail Bum:CT Tarp
出典:Trail Bum

Trail Bum:CT Tarpサイズ

 

サイズ200 × 280cm
重量320g(実測値)誤差±5%
ファブリック本体:20dn シルポリエステル
補強布:150dnダイニーマグリッドストップナイロン
カラータイアウトループ:周辺部8箇所、内部5箇所
ショックコード:4辺
仕様320g(実測値)誤差±5%
価格22,000円

 

特徴

汎用性の高いサイズ

CT Tarpはシングルプラスの絶妙なサイズ感(280 cm x 200 cm)を持ち、ソロ用ハイカータープとして最適です。単体での使用はもちろん、ハンモックとの併用にも適しています。

 

バンジーコードでピン張り可能

タープの4辺に沿ってバンジーコードが配置されており、設営時のたるみを調整できます。設営スタイルの多様性をサポートする便利な機能です。
4辺すべてに搭載されているのはCT Tarpぐらいです。

 

タイアウトループが豊富

CT Tarpには12カ所のタイアウトループがあり、様々な状況に対応して設営できます。
雨水の逃し方や居住空間の確保に役立ちます。

 

 

類似製品との比較

Jindaiji Mountain Works:PB Tarp 5×8

Jindaiji Mountain Works:PB Tarp 5×8
出典:Jindaiji Mountain Works

Jindaiji Mountain Works:PB Tarp 5×8サイズ

 

スペック

サイズ150 × 240cm
重量170g
ファブリック20D シルポリ or シルナイロン (カラーにより異なる)
カラーTan, Red, Olive green & Gray, Puple, Brown, Cider blue, Mellow yellow, Pink
仕様タイアウトループ:周辺部12箇所、内部3箇所
ショックコード:なし
価格16,500円

 

JMW:PB Tarpの優れている点

軽量性

160gとCT Tarpの半分の軽さで、携帯性に優れています。

15箇所のループ付き

タイアウトループが豊富に備わっており、設営の柔軟性を高めます。

Trail Bum:CT Tarpの優れている点

汎用性の高いサイズ

CT Tarpは、小さすぎず大きすぎずの絶妙なサイズ感(280 cm x 200 cm)になっています。
PB Tarp 5×8は一回り小さく、キャンプ目的での使用には少し小さいです。

バンジーコードによるたるみ調整

CT Tarpは4辺に沿ってバンジーコードが配置されており、設営時のたるみを調整できます。
特に自転車キャンプではバイクをポール替わりに使用したいので、個人的には必須級の機能になります。

 

サイトウ
自転車キャンプならバンジーコードはほしいところです。
PB Tarp 5×8はキャンプ目的には少し小さいかなと…。
8×10(240cm×300cm)サイズもありますが3万円弱してしまいます。
JMWは人気が高く、入手も難しいのが難点です。

 

Paago Works:NINJA TARP

Paago Works:NINJA TARP
出典:Paago Works

Paago Works:NINJA TARPサイズ

 

スペック

サイズ280 × 280cm
重量470g
ファブリック30Dナイロン シリコンコーティング
カラーGray, Tan
仕様タイアウトループ:周辺部24箇所、内部1箇所
ショックコード:2辺
価格22,000円

 

PW:NINJA TARPの優れている点

手裏剣型の形状と設営バリエーション

NINJA Tarpは手裏剣型の形状で、30以上もの設営バリエーションが可能です。
4隅をペグダウンすればポールからガイラインを引かなくても立たせることができます。

ポール位置の自由度

辺の部分に24箇所のループがあり、ポール位置を自由に変えることができます。

快適なサイズ

280cm×280cmのサイズ感はテント内で快適に過ごすせます。特にキャンプ重視の方に適しています。

Trail Bum:CT Tarpの優れている点

バンジーコードによるたるみ調整

NINJA TARPは2辺にバンジーコードが設置されていますが、CT Tarpは4辺に配置されており、より柔軟に設営時のたるみを調整できます。

軽量性

NINJA TARPは470gあり、タープにしては少し重量があるかなと…。
320gのCT Tarpの方が150g軽量でちょうどよいサイズ感なので、携帯性・快適性のバランスに優れています。

 

サイトウ
タープ泊はテント泊より圧倒的に軽量化できます。そのメリットをできるだけ享受したいところです。
NINJA TARPも快適枠として優れていますが、軽量・快適のバランスに優れているのはCT Tarpかなと思います。

 

 

設営バリエーション

Trail Bum:CT Tarp2

 

私がバイクパッキングでCT Tarpを使っている中でおすすめの設営バリエーションを紹介します。

タープの設営方法はいろいろなところで紹介されていると思います。
この記事ではポール不要で自転車を支柱にする設営方法を解説します。

特に自転車キャンプではバイクを利用することで、ポール分の重量を軽量化できます。是非参考にしてみてください。

 

①縦型

①縦型

 

特徴

バイク本体をポール替わりとして使用します。
出入口が狭くなりますが、内部空間は広く確保できます。

使用場面

風に強い張り方で経験上7~8m程度の風であれば耐えられます。

準備物

バイク、ガイロープ3本、ペグ5本

設営方法

  • ステップ1
    後方のペグ打ち
    短辺が後ろになるようにタープを広げて、後方の左右2か所をペグ打ちします。

    後方のペグ打ち

  • ステップ2
    ガイロープの設置
    前側短辺の隅2か所のガイロープを設置します。画像では木やフェンスに括り付けていますが、なければペグでOKです。

    ガイロープの設置

  • ステップ3
    タープの立ち上げ
    バイクを上下逆にして、前側の辺の中央とタイヤが接するようにタープを立ち上げます。
    ストラップなどでタープとタイヤ、タイヤとフレームの2か所を止めると安定します。
    この時点で完成ですが、内部空間を広げる場合はステップ4に移ります。

    タープの立ち上げ

  • ステップ4
    ガイロープ、バンジーコードの調整
    ガイロープとバンジーコードの長さを調整し、ピン張りします。
    この時点で完成ですが、内部空間を広げる場合はステップ5に移ります。

    ガイロープ、バンジーコードの調整

  • ステップ5
    内部空間の拡張
    後方中央のループにガイロープを通し、ポールや木、外したタイヤなどを支柱にペグを打ち込みます。

    内部空間の拡張

    内部空間の拡張2

 

②横型

②横型

 

特徴

縦型同様バイクを上下逆にして支柱にします。
簡単に設営でき、出入りも楽です。快適性の高い張り方になります。

使用場面

そこまで風の強くないキャンプ場での使用に向いています。

準備物

バイク、ガイロープ3本、ペグ4本

設営方法

  • ステップ1
    後方のペグ打ち
    長辺が後ろになるようにタープを広げて、後方の左右2か所をペグ打ちします。

    後方のペグ打ち

  • ステップ2
    ガイロープの設置
    前側長辺の隅2か所のガイロープを設置します。画像では木やフェンスに括り付けていますが、なければペグでOKです。

    ガイロープの設置

  • ステップ3
    タープの立ち上げ
    バイクを上下逆にして、前方の辺に前輪、後輪が接するようにタープを立ち上げます。
    ストラップなどで前輪、後輪をロックすると安定します。
    この時点で完成ですが、内部空間を広げる場合はステップ4に移ります。

    タープの立ち上げ

  • ステップ4
    ガイロープ、バンジーコードの調整
    ガイロープとバンジーコードの長さを調整し、ピン張りします。
    この時点で完成ですが、内部空間を広げる場合はステップ5に移ります。

    ガイロープ、バンジーコードの調整

  • ステップ5
    内部空間の拡張
    後方中央のループにガイロープを通し、ポールや木、外したタイヤなどを支柱にペグを打ち込みます。

    内部空間の拡張

    内部空間の拡張2

 

バイクパッキング

バイクパッキング

 

おすすめのバイクパッキング方法について詳しく解説していきます。

 

バッグへのパッキング

zeigeistへのパッキング

 

収納サイズは専用の収納袋で25×15cmですが、余裕があるのでさらに圧縮できます。
10~20L程度のバッグであれば問題なく収納可能です。

注意点として夜露で濡れている可能性が高いので、衣類などとは別に収納するとよいです。

 

外付けパッキング

外付けパッキング

 

前述のとおりバッグへの収納は衣類が濡れる可能性があります。

カーゴネットやバンジーコードなどがあれば外付けするとライド中にタープが乾くのでおすすめです。

 

CT Tarpが自転車キャンプにおすすめな理由

Trail Bum:CT Tarp3

 

最後に改めてCT Tarpが自転車キャンプにおすすめな理由をまとめます。

とても使いやすいタープなので、この記事を参考に購入を検討してみてください!

 

大きすぎず、小さすぎないサイズ感

一般的なULソロタープと2人用タープの中間のサイズ感です。
ソロでのキャンプを考えたときに、ちょうどよいサイズ感になっています。

自転車を支柱にして設営しやすい

すべての辺にバンジーコードが設置されています。
自転車キャンプではバイクを支柱にすることが多いので、たるみの解消がしやすいです。

設営バリエーションが多い

内部に5つのタイアウトループが設置されていて、類似製品より多いです。
どんな張り方でも雨除けや内部空間の拡張が可能です。

軽量コンパクト性

ソロタープは500g以下が基準になりますが、320gと基準を180g下回る軽量性があります。
サイズと重量のバランスが優れており、テントより大幅な軽量化が実現できます。

 

そのほかのおすすめのタープはこちらで紹介しています。気になる方は是非参考にしてみてください!

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