【バイクパッキング】自転車キャンプのタープおすすめ4選 [ULキャンプ]

  • 2023年12月22日
  • 2024年5月12日
  • ギア

こんにちは。自転車キャンプ歴3年のサイトウです。

 

「自転車キャンプのタープってどんな感じ?」「虫や雨は大丈夫?」とよく聞かれます。

テントと比較すると、たしかに虫や雨による害はありますが、軽量コンパクト性のメリットが非常に大きいです。

 

Tent vs Tarp

 

私は今まで自転車キャンプを100泊以上してきましたが、その半分ぐらいはタープ泊でした。

そんな私が自転車キャンプにおすすめのタープを紹介します。

 

  • タープ泊に興味があり、チャレンジしてみたい
  • 自転車キャンプに適したタープを知りたい
  • おすすめのタープを知りたい

 

 

この記事のまとめ

この記事のまとめ

 

はじめにこの記事の結論からお伝えします。

 

  • タープ選びのポイントは「サイズ」「重量」「ループの場所、数」「バンジーシステム」の4つ
    • サイズ:5×8ft(150×240cm)サイズより8×10ft(240×300cm)サイズがおすすめ
    • 重量:400g以下が目安
    • ループの場所、位置:辺だけでなく、内部にもループがあるとよい
    • バンジーシステムの有無:バンジー個ーどでタープの辺を収縮できるとよい
  • おすすめのタープ4選はこちら

 

それでは具体的に解説していきます。

 

タープ選び4つのポイント

タープ選び4つのポイント

 

使うタープによって持ち運び時の収納性居住の快適性に違いがあります。

基本的にオートキャンプで使われるようなタープは快適性はあっても、収納性で劣ります。

自転車キャンプで選ぶべきタープのポイントを以下の4点になります。

 

  1. サイズ
  2. 重量
  3. ループの場所、位置
  4. バンジーシステムの有無

 

それぞれ詳しく解説していきます。

 

サイズ

サイズ

 

自転車キャンプでは8×10ft(240×300cm)サイズを目安にしましょう。

アメリカなどでロングトレイルをするULハイカー達の間では5×8ft(150×240cm)サイズのタープがメジャーです。
このサイズは居住性を犠牲にしても、軽量コンパクト化する場合には合っていると思います。

しかしバイクパッキングでは自転車が荷物を持ってくれるため、ハイクほど重量を気にする必要はありません

5×8ft(150×240cm)サイズではtoo muchのため、8×10ft(240×300cm)サイズがおすすめです。

 

重量

重量

 

重量は400g前後を目安にしましょう。

テントと比較するとタープの収納サイズや重量はとても小さいです。
軽量コンパクト性の恩恵をなるべく受けるためには、なるべく軽いものを選ぶとよいです。

前述のサイズ感で軽量なタープは400g前後になるため1つの目安になります。
1kgのULテントと比較すると600g軽量化されるので、ライド中の操作性が実感できるレベルで上がります。

 

ループの場所、数

ループ

 

ループの数は多いほど環境に応じた張り方ができるのでよいです。

数も重要ですが、ループの場所にも気をつけましょう。
特にタープの辺だけでなく、内部にループがあるか確認してください。

内部ループがあると張り方のバリエーションが広がります。
具体的には居住空間を広げる、雨よけがつくれるなどのメリットがあります。

 

バンジーシステムの有無

バンジーシステム

 

タープの辺にバンジーシステムがあるかチェックしましょう。

バンジーシステムがあることでタープの辺を収縮することが可能になります。
特にバイクを支柱にするときはあるとテンションがかけられるため、メリットが大きいです。

ポール代わりにバイクを使うのであれば、必ずチェックしておきましょう。

 

おすすめのタープ4選

おすすめのタープ4選

 

それではおすすめのタープを紹介していきます。

ここで紹介するものは私が実際に使っているものや、友人から借りたもの、購入を検討したものになるので自信を持っておすすめします。

 

比較表

4つのマットを一覧表にしたので気になるものを確認してみてください。

タープ名のリンクから詳細の解説箇所にジャンプできます。

 

サイズ重量ループバンジーシステム
PAAGO WORKS:
NINJA TARP

280×280cm

470g

25箇所(内部1箇所)
⚪︎
あり(前後2辺)
Trail Bum:
CT TARP

200×280cm

320g

13箇所(内部5箇所)

あり(4辺全て)
Rab:
Siltarp 2

240×300cm

440g
⚪︎
17箇所(内部1箇所)
×
なし
FREELIGHT:
Swing Tarp

267×260cm

310g

12箇所(内部4箇所)

あり(4辺全て)

 

PAAGO WORKS:NINJA TARP

PAAGO WORKS:NINJA TARP

PAAGO WORKS:NINJA TARP

 

スペックと評価

評価スペック
サイズ280×280cm
重量470g
ループ25箇所(内部1箇所)
バンジーシステム⚪︎あり(前後2辺)

良い点

  • 手裏剣型でタープのサイズが大きく居住性が高い
  • 25箇所とループが豊富で、張り方のバリエーションが多い
  • 2辺にバンジーシステムがあり、テンションがかけられる

 

 

悪い点

  • 470gで少し重い
  • 内部ループが中央の1箇所のみ

 

 

サイトウ
いろいろな張り方ができるタープです。手裏剣型は自転車を支柱にしやすい構造です。
少し重くはありますが、テントに比べれば十分軽い。

 

 

Trail Bum:CT TARP

Trail Bum:CT TARP

Trail Bum:CT TARP

 

スペックと評価

評価スペック
サイズ200×280cm
重量320g
ループ13箇所(内部5箇所)
バンジーシステムあり(4辺全て)

良い点

  • 320gで軽量
  • 4辺にバンジーシステムがあり、どの辺でもテンションがかけられる
  • 内部に5つのループがあり、張り方のバリエーションが多い

 

 

悪い点

  • ミニマムサイズのため人によっては少し小さい

 

 

サイトウ
サイズ感は5×8ft(150cm×240cm)と8×10ft(240cm×300cm)の中間サイズ感です。
個人的にはソロ用としては十分かと思いますが、人によっては小さく感じるかも。
それ以外は自転車キャンプにとって最適なギミックが搭載されています。

 

 

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Rab:Siltarp 2

Rab:Siltarp 2

Rab-siltarp2

 

スペックと評価

評価スペック
サイズ240×300cm
重量440g
ループ⚪︎17箇所(内部1箇所)
バンジーシステム×なし

良い点

  • 8×10ft(240cm×300cm)サイズで居住性が高い
  • 17箇所とループが豊富で、張り方のバリエーションが多い

 

 

悪い点

  • 440gで少し重い
  • 内部ループが中央の1箇所のみ
  • バンジーシステムがないため、バイク支柱に不向き

 

 

サイトウ
代表的な8×10ft(240cm×300cm)サイズのタープ。
居住性が高く、必要なループは網羅しています。
内部ループが付いたタイプもありますが700g越えで重くなっていまいます。。

 

 

FREELIGHT:Swing Tarp

Freelight:Swing Tarp

Freelight:Swing Tarp

 

スペックと評価

評価スペック
サイズ267×260cm
重量310g
ループ12箇所(内部4箇所)
バンジーシステムあり(4辺全て)

良い点

  • 310gで軽量
  • 4辺にバンジーシステムがあり、どの辺でもテンションがかけられる
  • 内部に4つのループがあり、張り方のバリエーションが多い

 

 

悪い点

  • ミニマムサイズのため人によっては少し小さい

 

 

サイトウ
CT Tarpに似ていますが、大きな違いは形が正方形なことです。
また、受注生産でループの追加にも対応しています。

 

購入はこちら

 

最後に

エンディング

 

ここまでおすすめのタープを4つ紹介してきました。

改めて自転車キャンプではオートキャンプやULキャンプとは少しポイントが異なってきます。

ここで紹介したタープはどれも自信を持っておすすめできるので、迷っている方はこの中から選んでみてください!

タープ泊の軽量コンパクト感を十分味わうことができると思います。