みなさんこんにちは。自転車キャンプ歴4年のサイトウです。
早速ですが自転車キャンプのマット選びでこんな悩みを持っていませんか。
- エアーマットやクローズドセルマットはよく眠れない…。
- ThermarestやNEMOのマットは値段が高すぎる…。
そんなみなさんにPuromonteのPMTシリーズをおすすめします。
私はもともと寝つきが悪く、エアマットのシャカシャカ音やクローズドセルのダイレクト感があると熟睡できなくて悩んでいました。
そんなときにPuromonteのPMTシリーズを試しに使ってみたら、価格の割に寝心地が非常によく、朝まで起きることがなかったです。
そこでこの記事では私のようにキャンプ地での睡眠の悩みに抱えている方に向けてPuromonteのPMT105マットを紹介していきます。
- キャンプ場でなかなか眠れない
- コスパと寝心地がよいマットを探している
- PuromonteのPMTシリーズが気になっている
ほかのおすすめマットはこちらで紹介しているので気になる方は参考にしてみてください!
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この記事の結論
最初にこの記事の結論をまとめました。詳しくはこの後に解説しているので、是非チェックしてみてください。
- エアマットの寝心地が苦手な方
エアマットの寝心地や地面とのギャップが苦手な方におすすめです。
厚さが2.5cmのインフレータブル式で硬めの寝心地が快適です。
- 1万円前後で買えるマットを探している方
3万円以上するマットになかなか手が出ない方にもおすすめです。
軽量コンパクト高耐久ながら、11,000円で購入できます。
- 3シーズン用に300g以下の軽量なマットを探している方
3シーズン用のインフレータブルマットの中で最軽量級です。
- 安心して製品を使いたい方
類似製品と比較して生地の厚みもあり、耐久力があります。
また「安心」をモットーにした国産メーカーで、製品サポートも充実しています。
スペックと特徴
まずはPuromonteというブランドについてや製品スペックを解説していきます。
Puromonteとは
Puromonteは、DUNLOPから派生して2005年に日本で設立された山岳用品ブランドです。
ルーツは1970年代に遡り、日本が国際的な登山競争に参加していた時代に、遠征隊が使用していたDUNLOP製の世界初の吊り下げドームテントに始まります。Puromonteは、DUNLOPのテント技術と伝統を受け継ぎつつ、より軽量でコンパクトな製品を目指しています。
また、Puromonteは、国内生産にこだわり、品質と扱いやすさを提供しており、登山家にとって心強い味方となっています。特に「安心」というキーワードを大事にしていて、大量の修理依頼から改良を重ね、日々製品をアップデートしています。
軽量・快適を求めるバイクパッキングユーザーにとっても、Puromonteの製品は魅力的な選択肢となります。
スペック
PuromonteのPMTシリーズでは105cm~180cmまでラインナップがあります。
この記事では3シーズン用で軽量コンパクト性で優れた105cmタイプのものを紹介します。
種類 | インフレータブルマット |
---|---|
素材 | ポリエステルリップ30D |
サイズ | D105×W51×H2.5cm |
収納サイズ | 27×ø12.5cm |
R値 | 非公表(体感1.0~2.0) |
重量 | 275g |
付属品 | 収納袋、リペアキット |
価格 | 11,000円 *2024年4月公式時点 |
特徴
- 寝心地がよい
見た目は薄いですが、地面に体が接することはありません。
硬すぎず柔らかすぎずでとても寝心地がよいです。
- コスパが高い
快適かつ軽量コンパクトでありながら、1万円ちょいで購入できます。
他の海外メーカーが出しているULインフレータブルマットでは3万円以上が基本なのでかなり安いです。
- 許容範囲内の重量
インフレータブルなのでエアマットと比較すると重量はありますが、バイクパッキングであれば275gは許容範囲内です。
- 許容範囲内のコンパクト性
バルブを開けるだけで自ら膨張する設計になっており、使用しない時は小さく折りたたんで携帯できます。10~20Lのバイクバッグであれば収納に困ることはありません。
類似製品比較
ここではユーザの多いソロ用マットとPMT105を比較していきます。
- NEMO:ゾア ショート
- Thermarest:ネオエアーウーバーライト
NEMO:ゾア ショート
スペック
種類 | インフレータブルマット |
---|---|
素材 | 20DポリエステルRS |
サイズ | D122×W51×H2.5cm |
収納サイズ | 20×Φ10㎝ |
R値 | 2.7 |
重量 | 295g |
付属品 | 専用スタッフサック、コンプレッションストラップ、リペアキット |
価格 | 14,300円 *2024年4月公式時点 |
NEMO:ゾア ショートの優れている点
- コンパクト性
公式表記の収納サイズではゾア ショートの方が一回り小さく、携行性に優れています。(PMT105の収納袋はかなり余裕があるので、実際はそこまで変わりません。)
- 防寒性
PMTシリーズのR値は非公式ですが、ゾア ショートは2.7と関東の春や秋の寒さなら耐えられるレベルです。
Puromonte:PMT105の優れている点
- コスパ
PMT105のほうが約3000円安いです。
そこまで大きな差ではありませんが、ギアを買いそろえている方にとってはチリツモなので、安さ重視の方はこちらになります。
- サイズ感
PMTの105cmとゾアショートの120cmを比較します。
UL志向であれば荷重のかかる肩とおしりまでカバーできていれば十分です。
175cm前後の成人男性であれば105cmが余計な部分のないミニマルなサイズになります。
PMT120シリーズの上位互換がNEMOのゾア ショートのイメージです。
PMT105は他製品にはないミニマルなサイズ感が魅力です。
Thermarest:ネオエアーウーバーライト
スペック
種類 | エアマット |
---|---|
素材 | 15Dナイロン |
サイズ | D119×W51×H6.4cm |
収納サイズ | 15×Φ8cm |
R値 | 2.3 |
重量 | 170g |
付属品 | スタッフサック、ポンプサック、リペアキット |
価格 | 38,500円 *2024年4月公式時点 |
Thermarest:ネオエアーウーバーライトの優れている点
- 軽量性
PMT105と比較して約100g軽いです。
Thermarestマットの重量は類似製品と比べて断トツで軽いので、大幅な軽量化が可能です。
- コンパクト性
収納サイズも手のひらサイズなのでかなり携行性に優れています。
Puromonte:PMT105の優れている点
- コスパ
ネオエアーウーバーライトは4万円近くしてしまうので、少し手が出しづらいです。
PMT105は1/4の価格で買えてしまうので、コスパは圧倒的です。
- 耐久性
ネオエアーウーバーライトは15Dの厚みでかなり薄いです。
また、バルブが故障するという口コミも多く、パンクしたら即終了のエアマットとしては心配があります。
- サイズ感
ゾアショートと同様の120cm前後のサイズ感になります。
UL志向だと肩からおしりまでカバーできるPMT105がミニマムです。
Puromonteは国産メーカーのため、修理の観点からも手厚いサポートが受けられます。(バルブの故障であれば1,000円で対応可能とのこと)
セッティングと使用感
ここからはセッティングの方法と実際の使用感について解説していきます。
セッティング
- ステップ1収納袋から出して、バルブを開ける収納袋から取り出し、バルブを押し込みながらOPEN方向に回して開けます。
- ステップ25分程度放置するバルブを開けて5分程度すると約7割ぐらいは自動で空気が入ります。
- ステップ3口で空気を入れる最後に2回ほど口で空気を入れ込み、お好みの硬さに調整します。
使用感
厚み
UL志向でショートサイズのマットを使う方はおしりから足先までがマットからはみ出る形になります。
2.5cmの厚さは地面とのギャップを感じないため、腰への負担が少ないです。
硬さ
荷重のかかる肩や腰から地面の凹凸を感じることがあまりないです。
比較的硬めの寝心地になるので、エアマットが苦手な方にはぴったりです。
音
寝返りを打った際のシャカシャカ音が苦手な方は多いですが、
特に音もなく、不快感は全くありません。
寒さ
最低気温10度前後で使用した際には特に底冷えを感じることはありませんでした。
5度や0度付近になると寒さを感じるので、3シーズン用としての使用をおすすめします。
バイクパッキング
バイクパッキングで悩むのが「どこに積載するか」だと思います。ここからは私のおすすめの収納方法を紹介します。
バッグへの収納
オーソドックスに収納袋をバイクバッグに入れる方法です。
マットを2つ折りにするか3つ折りにするかで収納サイズが変わるので、バイクバッグに合うように調整が可能です。
スタッフサックへの収納
スタッフサックのふちに沿うように収納することもできます。
フロントローダーやNINJA TENT/NINJA SHELTERの収納袋を使っている方におすすめです。
スタッフサックへに収める必要がないので、撤収時間を短縮できます。
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PuromonteのPMTシリーズがおすすめな人
最後に改めてPuromonteのPMTシリーズがどんな人におすすめなのかまとめます。
本当に寝心地、コスパ、耐久性がよく、軽量なマットなので購入を検討している方は参考にしてみてください。
- エアマットの寝心地が苦手な方
エアマットの寝心地や地面とのギャップが苦手な方におすすめです。
厚さが2.5cmのインフレータブル式で硬めの寝心地が快適です。
- 1万円前後で買えるマットを探している方
3万円以上するマットになかなか手が出ない方にもおすすめです。
軽量コンパクト高耐久ながら、11,000円で購入できます。
- 3シーズン用に300g以下の軽量なマットを探している方
3シーズン用のインフレータブルマットの中で最軽量級です。
- 安心して製品を使いたい方
類似製品と比較して生地の厚みもあり、耐久力があります。
また「安心」をモットーにした国産メーカーで、製品サポートも充実しています。
そのほかのおすすめのマットはこちらで紹介しています。気になる方は是非参考にしてみてください!
自転車キャンプのマット選びって大変ですよね。 自転車に積載できるか 寒さに耐えられるか 寝心地が悪くないか…など気にすることがたくさんあります。実際私もマット沼にハマり様々なマットを試してきました。[…]