みなさんこんにちは。自転車キャンプ歴4年のサイトウです。
早速ですが自転車キャンプのテント選びでこんな悩みを持っていませんか。
- 自転車キャンプをしてみたいけれど、どんなテントがよいかわからない…。
- 軽くて快適なテントはどれも5万円を超えるなぁ…。
そんなみなさんに3F UL GearのLanshan1をおすすめします。
私は最初のソロテントとしてLanshan1を購入して4年使用していますが、本当に買ってよかったなと思っています。
そんな私がLanshan1が自転車キャンプ初心者におすすめな理由をを解説していきます。
- 自転車キャンプで最初に購入するテントを検討している
- Lanshan1がどんな製品か気になる
- Lanshan1の使い方やどんな人に向いているか知りたい
ほかのおすすめテントはこちらで紹介しているので、気になる方は参考にしてみてください!
自転車キャンプにはテントが必須。でも、テントを選ぶのってとても大変ですよね。予算も重量もボリュームがあるので、私もギアの中で1番迷いました。そんな私も自転車キャンプを3年する中で、友達から借りたものも含めれば10以上のテント[…]
この記事のまとめ
はじめにこの記事の結論をまとめました。詳しくはこの後解説しているので読んでみてください。
- 1kgを下回る軽量性
Lanshan1は840gと超軽量で、バイクパッキングにぴったりです。
- 内部空間の広い快適性
内部空間の広さは高価格の類似製品と同じレベルです。
- 設営の簡単さ
ポール1本で設営でき、初心者でも扱いやすいです。
- コストパフォーマンス
軽量・快適ながら類似製品の半額以下の価格で、初心者でも試しやすいです。
スペックと特徴
Lanshan1を作っているメーカーや製品スペックを説明していきます。
3F UL Gearとは
3F UL Gearは、軽量で高性能なアウトドアギアを提供することに特化したブランドです。
2009年に中国福建省南部の廈門市で設立され、10年以上の歴史を持つこのメーカーは、1kg未満の軽量テントやタープ、ストーブなど、軽量ハイキング用品を販売しています。
廈門市の縫製工場は世界的に有名なアパレルブランドの品質を支えており、3F UL Gearの製品は中華ブランドでありつつも品質を保ったブランドです。
バイクパッキングユーザーにとって、装備の軽量化は非常に重要です。
3F UL Gearは持ち運びが容易ながら耐久性も兼ね備えたギアを提供しており、自転車キャンプにぴったりです。
自転車で長距離を移動する際にも、ユーザの負担を減らし、より快適な旅を可能にします。
スペック
サイズ | W270×D170×H125cm |
---|---|
収納サイズ | 34×15cm |
素材 | フライ:20Dシルナイロン インナー:15Dナイロン |
耐水圧 | 約6,000mm |
重量 | 840g |
価格 | 20,775円 *2024年4月公式時点 |
ダブルウォールテントは結露に悩まされることも少なく、アウター・インナーで使い分けができるので特に初心者におすすめです。
特徴
- サイズが広い
サイズに関しては類似製品と同程度で広いです。テント内部の空間で狭さを感じたことはありません。
- コスパが高い
類似製品と比較しても2万円前後と半額以下で入手可能です。
- 軽量コンパクト
サイズ、コスパも優れているのに、1kgを下回る軽量コンパクト性も魅力です。
- 耐久性、耐水性には注意
中華製ブランドのため、耐久性や耐水圧には注意が必要です。
私は20回程度使用したところでテント上部に穴が開きました。
先のとがったポールを使用していたことが原因なので、品質的な問題ではなく使い方が悪かったと思っています。
とはいえ耐久性はそこまで高くないので、5年以内での故障や買い替えも考慮して検討してみてください。
類似製品比較
ここでは以下のソロ用1ポールテントとLanshan1を比較していきます。
- Six Moon Designs:Lunar Solo
- Pretent:Soloist
Six Moon Designs:Lunar Solo
スペック
サイズ | W267×D199×H122cm |
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収納サイズ | 28×11cm |
素材 | フライ:20D シリコンコーティングポリエステル フロア:40D シリコンコーティングポリエステル |
耐水圧 | 3,000mm |
重量 | グレー:690g グリーン:720g |
価格 | 64,900円 *2024年4月公式時点 |
SMD:Lunar Soloの優れている点
- 耐久性が高い
Lunar Soloで使用されているフロア素材は40Dと厚手で、15DのLanshan1と比較して耐久性があります。
- 軽量コンパクト
Lunar Soloのほうが150gほど軽量なため、携行性に優れています。
3FULGear:Lanshan1の優れている点
- ダブルウォール
Lunar Soloはシングルウォールのため、比較的結露しずらい構造になっています。また、Lanshan1はアウターのみ・インナーのみで使用することもできます。
- コストパが圧倒的に高い
Lunar Soloの半額以下で入手可能で、圧倒的に安いです。
失敗や途中で飽きてしまうリスクを考えると2万円で購入できるLanshan1がベターだと思います。
Pretent:Soloist
スペック
サイズ | W250×D135×H125cm |
---|---|
収納サイズ | 40×15cm |
素材 | フライ:30D リップストップナイロン66 両面シリコン ボディ:15D ナイロンメッシュ フロア:30D リップストップナイロン66 PUコーティング |
耐水圧 | フライ:2,000mm フロア:3,000mm |
重量 | 1,009g |
価格 | 59,400円 *2024年4月公式時点 |
Pretent:Soloistの優れている点
- 耐久性が高い
Soloistで使用されているフライ・フロア素材は30Dのため、20DのLanshan1と比較して耐久性があります。
- 開放的で快適
Soloistはキャノピーの跳ね上げができるため、雨の日や直射日光が当たる場面でも開放的に過ごすことが可能です。
3FULGear:Lanshan1の優れている点
- コスパが圧倒的に高い
Lunar Soloの半額以下で入手可能です。
- 軽量コンパクト
Soloistは全体的に生地が厚めに設計されいるため、Lanshan1のほうが約150g軽量で、携行性に優れています。
- 前室が広い
Lanshan1の方がジップを閉めた時の前室の広さがあります。
さらにLanshan1の方が軽量なので、初めてのテントとなるとLanshan1を推奨します。
設営・撤収とパッキング
ここからは設営・撤収とバイクパッキングの方法を解説します。
初めての方でも簡単にピン張りする方法やおすすめのパッキングを教えるので是非参考にしてみてください。
設営
設営ステップ
- ステップ1場所選び平らで水はけの良い場所を選びます。
- ステップ2テント底面の展開テントの前後を決めて、底面を広げます。
- ステップ3後方ペグの打ち込み後方の2箇所のペグを打ち込みます。
- ステップ4ポールの設置ポールを115cmから125cmの間に調整します。
調整したポールをテントの中央に立て、テントの頂点にあるループに通します。 - ステップ5前方のガイライン固定テント前方のループをペグで固定します。
ステップ3で打ち込んだペグと合わせて三角形を作るイメージです。 - ステップ6残りのペグの打ち込み残りの3か所にペグを打ち込みます。
- ステップ7調整テントが完全な形になるように、ガイラインやペグの位置を微調整します。
設営スタイル
①アウター&インナースタイル
アウター、インナーを組み合わせて使用した通常の設営の仕方になります。
ソロで横になる分には横に荷物を置く余裕は十分あります。
また前室も広く、雨の日などで料理に困ることもありません。
②アウターのみスタイル
アウターのみで使用するスタイルになります。
虫の少ない季節などはこちらでキャンプすることもよくあります。
内部の空間がとても広くなるので快適に過ごすことができます。
撤収
撤収ステップ
- ステップ1ポールの取り外しテントの中央に立てたポールを取り外し、前方のペグを抜きます。
- ステップ2テント底面の展開残りの5か所を固定しているペグを抜き取ります。
- ステップ3後方ペグの打ち込み平らになったテントをぐしゃぐしゃに詰め込みながら収納袋に入れます。
折りたたむより小さく圧縮が可能です。
バイクパッキング
バッグへの収納
専用の収納袋で34×15cmのため、10~20L程度のバッグであれば問題なく収納できます。
注意点としてテントは夜露で濡れている可能性が高いので、衣類や寝具とは別に格納するとよいです。
バイクへの取り付け
前述のとおりバッグへの収納は衣類が濡れる可能性があります。
バイクに直接くくりつける場合はサドル後ろがおすすめです。
ボレーストラップを使えば、シートバッグ風にくくり付けることができます。
自転車キャンプ初心者におすすめな理由
最後に改めてLanshan1が自転車キャンプ初心者におすすめな理由をまとめます。
- 1kgを下回る軽量性
Lanshan1は840gと超軽量で、バイクパッキングにぴったりです。
- 内部空間の広い快適性
内部空間の広さは高価格の類似製品と同じレベルです。
- 設営の簡単さ
ポール1本で設営でき、初心者でも扱いやすいです。
- コストパフォーマンス
軽量・快適ながら類似製品の半額以下の価格で、初心者でも試しやすいです。
Lanshan1が気になっている方は是非この記事を参考に購入を検討してみてください。
もう少しほかのテントも…という方はこちらの記事でおすすめのテントを紹介しているのでチェックしてみてください!
自転車キャンプにはテントが必須。でも、テントを選ぶのってとても大変ですよね。予算も重量もボリュームがあるので、私もギアの中で1番迷いました。そんな私も自転車キャンプを3年する中で、友達から借りたものも含めれば10以上のテント[…]