【使用歴4年】3F UL GearのLanshan1が自転車キャンプ初心者のテントにおすすめな理由 [ランシャン1][3F UL Gear]

  • 2024年5月8日
  • 2024年5月5日
  • ギア

みなさんこんにちは。自転車キャンプ歴4年のサイトウです。

 

早速ですが自転車キャンプのテント選びでこんな悩みを持っていませんか。

  • 自転車キャンプをしてみたいけれど、どんなテントがよいかわからない…。
  • 軽くて快適なテントはどれも5万円を超えるなぁ…。

そんなみなさんに3F UL GearのLanshan1をおすすめします。

 

私は最初のソロテントとしてLanshan1を購入して4年使用していますが、本当に買ってよかったなと思っています。

そんな私がLanshan1が自転車キャンプ初心者におすすめな理由をを解説していきます。

 

  • 自転車キャンプで最初に購入するテントを検討している
  • Lanshan1がどんな製品か気になる
  • Lanshan1の使い方やどんな人に向いているか知りたい

 

ほかのおすすめテントはこちらで紹介しているので、気になる方は参考にしてみてください!

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自転車キャンプのおすすめテント8選

 

 

 

 

この記事のまとめ

この記事のまとめ

 

はじめにこの記事の結論をまとめました。詳しくはこの後解説しているので読んでみてください。

 

  • 1kgを下回る軽量性

Lanshan1は840gと超軽量で、バイクパッキングにぴったりです。

  • 内部空間の広い快適性

内部空間の広さは高価格の類似製品と同じレベルです。

  • 設営の簡単さ

ポール1本で設営でき、初心者でも扱いやすいです。

  • コストパフォーマンス

軽量・快適ながら類似製品の半額以下の価格で、初心者でも試しやすいです。

 

 

スペックと特徴

3F UL Gear:Lanshan1

 

Lanshan1を作っているメーカーや製品スペックを説明していきます。

 

3F UL Gearとは

ブランドロゴ

 

3F UL Gearは、軽量で高性能なアウトドアギアを提供することに特化したブランドです。

 

2009年に中国福建省南部の廈門市で設立され、10年以上の歴史を持つこのメーカーは、1kg未満の軽量テントやタープ、ストーブなど、軽量ハイキング用品を販売しています。

廈門市の縫製工場は世界的に有名なアパレルブランドの品質を支えており、3F UL Gearの製品は中華ブランドでありつつも品質を保ったブランドです。

 

バイクパッキングユーザーにとって、装備の軽量化は非常に重要です。

3F UL Gearは持ち運びが容易ながら耐久性も兼ね備えたギアを提供しており、自転車キャンプにぴったりです。

自転車で長距離を移動する際にも、ユーザの負担を減らし、より快適な旅を可能にします。

 

スペック

3F UL Gear:Lanshan1
出典:3F UL Gear
3F UL Gear:Lanshan1サイズ
出典:oxtos

 

サイズW270×D170×H125cm
収納サイズ34×15cm
素材フライ:20Dシルナイロン
インナー:15Dナイロン
耐水圧約6,000mm
重量840g
価格20,775円 *2024年4月公式時点

 

Lanshan1 Proというシングルウォールタイプのテントもありますが、この記事ではダブルウォールタイプのLanshan1(無印)について解説します。
ダブルウォールテントは結露に悩まされることも少なく、アウター・インナーで使い分けができるので特に初心者におすすめです。

 

特徴

  • サイズが広い

サイズに関しては類似製品と同程度で広いです。テント内部の空間で狭さを感じたことはありません。

  • コスパが高い

類似製品と比較しても2万円前後と半額以下で入手可能です。

  • 軽量コンパクト

サイズ、コスパも優れているのに、1kgを下回る軽量コンパクト性も魅力です。

  • 耐久性、耐水性には注意

中華製ブランドのため、耐久性や耐水圧には注意が必要です。

私は20回程度使用したところでテント上部に穴が開きました。
先のとがったポールを使用していたことが原因なので、品質的な問題ではなく使い方が悪かったと思っています。
とはいえ耐久性はそこまで高くないので、5年以内での故障や買い替えも考慮して検討してみてください。

 

 

類似製品比較

類似製品

 

ここでは以下のソロ用1ポールテントとLanshan1を比較していきます。

  • Six Moon Designs:Lunar Solo
  • Pretent:Soloist

 

Six Moon Designs:Lunar Solo

Six Moon Designs:Lunar Solo
出典:Six Moon Designs
Six Moon Designs:Lunar Soloサイズ
出典:Six Moon Designs

 

スペック

サイズW267×D199×H122cm
収納サイズ28×11cm
素材フライ:20D シリコンコーティングポリエステル
フロア:40D シリコンコーティングポリエステル
耐水圧3,000mm
重量グレー:690g
グリーン:720g
価格64,900円 *2024年4月公式時点

 

SMD:Lunar Soloの優れている点

  • 耐久性が高い

Lunar Soloで使用されているフロア素材は40Dと厚手で、15DのLanshan1と比較して耐久性があります。

  • 軽量コンパクト

Lunar Soloのほうが150gほど軽量なため、携行性に優れています。

3FULGear:Lanshan1の優れている点

  • ダブルウォール

Lunar Soloはシングルウォールのため、比較的結露しずらい構造になっています。また、Lanshan1はアウターのみ・インナーのみで使用することもできます。

  • コストパが圧倒的に高い

Lunar Soloの半額以下で入手可能で、圧倒的に安いです。

 

サイトウ
初めてのテントで5万円以上出すのはかなり勇気がいると思います。
失敗や途中で飽きてしまうリスクを考えると2万円で購入できるLanshan1がベターだと思います。

 

 

 

Pretent:Soloist

Pretent:Soloist
出典:Pretent
Pretent:Soloistサイズ
出典:Nicetime Inc.

 

スペック

サイズW250×D135×H125cm
収納サイズ40×15cm
素材フライ:30D リップストップナイロン66 両面シリコン
ボディ:15D ナイロンメッシュ
フロア:30D リップストップナイロン66 PUコーティング
耐水圧フライ:2,000mm
フロア:3,000mm
重量1,009g
価格59,400円 *2024年4月公式時点

Pretent:Soloistの優れている点

  • 耐久性が高い

Soloistで使用されているフライ・フロア素材は30Dのため、20DのLanshan1と比較して耐久性があります。

  • 開放的で快適

Soloistはキャノピーの跳ね上げができるため、雨の日や直射日光が当たる場面でも開放的に過ごすことが可能です。

3FULGear:Lanshan1の優れている点

  • コスパが圧倒的に高い

Lunar Soloの半額以下で入手可能です。

  • 軽量コンパクト

Soloistは全体的に生地が厚めに設計されいるため、Lanshan1のほうが約150g軽量で、携行性に優れています。

  • 前室が広い

Lanshan1の方がジップを閉めた時の前室の広さがあります。

 

サイトウ
快適性、耐久性ではSoloistに軍配が上がりますが、やはりLanshan1はコスパが圧倒的です。
さらにLanshan1の方が軽量なので、初めてのテントとなるとLanshan1を推奨します。

 

 

 

設営・撤収とパッキング

設営・撤収

 

ここからは設営・撤収とバイクパッキングの方法を解説します。

初めての方でも簡単にピン張りする方法やおすすめのパッキングを教えるので是非参考にしてみてください。

 

設営

設営ステップ

  • ステップ1
    場所選び
    平らで水はけの良い場所を選びます。

    場所選び

  • ステップ2
    テント底面の展開
    テントの前後を決めて、底面を広げます。

    テント底面の展開

  • ステップ3
    後方ペグの打ち込み
    後方の2箇所のペグを打ち込みます。

    後方ペグの打ち込み

  • ステップ4
    ポールの設置
    ポールを115cmから125cmの間に調整します。
    調整したポールをテントの中央に立て、テントの頂点にあるループに通します。

    ポールの設置

  • ステップ5
    前方のガイライン固定
    テント前方のループをペグで固定します。
    ステップ3で打ち込んだペグと合わせて三角形を作るイメージです。

    前方のガイライン固定

    前方のガイライン固定:位置

  • ステップ6
    残りのペグの打ち込み
    残りの3か所にペグを打ち込みます。

    残りのペグの打ち込み

    残りのペグの打ち込み:位置

  • ステップ7
    調整
    テントが完全な形になるように、ガイラインやペグの位置を微調整します。

    調整

 

設営スタイル

①アウター&インナースタイル

アウター&インナースタイル

 

アウター、インナーを組み合わせて使用した通常の設営の仕方になります。

ソロで横になる分には横に荷物を置く余裕は十分あります。
また前室も広く、雨の日などで料理に困ることもありません。

アウター&インナースタイル:テント内の写真
バッグなどを置くスペースも十分

 

②アウターのみスタイル

アウターのみスタイル

 

アウターのみで使用するスタイルになります。

虫の少ない季節などはこちらでキャンプすることもよくあります。
内部の空間がとても広くなるので快適に過ごすことができます。

アウターのみスタイル:テント内の写真
インナーがない分スペースが広い

 

 

撤収

撤収ステップ

  • ステップ1
    ポールの取り外し
    テントの中央に立てたポールを取り外し、前方のペグを抜きます。

    トレッキングポールの取り外し

  • ステップ2
    テント底面の展開
    残りの5か所を固定しているペグを抜き取ります。

    残りのペグの抜き取り

  • ステップ3
    後方ペグの打ち込み
    平らになったテントをぐしゃぐしゃに詰め込みながら収納袋に入れます。
    折りたたむより小さく圧縮が可能です。

    収納袋への詰め込み

 

バイクパッキング

バッグへの収納

バッグへの収納

 

専用の収納袋で34×15cmのため、10~20L程度のバッグであれば問題なく収納できます。

注意点としてテントは夜露で濡れている可能性が高いので、衣類や寝具とは別に格納するとよいです。

 

バイクへの取り付け

バイクへの取り付け

 

前述のとおりバッグへの収納は衣類が濡れる可能性があります。

バイクに直接くくりつける場合はサドル後ろがおすすめです。
ボレーストラップを使えば、シートバッグ風にくくり付けることができます。

 

 

自転車キャンプ初心者におすすめな理由

自転車キャンプ初心者におすすめな理由

 

最後に改めてLanshan1が自転車キャンプ初心者におすすめな理由をまとめます。

 

  • 1kgを下回る軽量性

Lanshan1は840gと超軽量で、バイクパッキングにぴったりです。

  • 内部空間の広い快適性

内部空間の広さは高価格の類似製品と同じレベルです。

  • 設営の簡単さ

ポール1本で設営でき、初心者でも扱いやすいです。

  • コストパフォーマンス

軽量・快適ながら類似製品の半額以下の価格で、初心者でも試しやすいです。

 

Lanshan1が気になっている方は是非この記事を参考に購入を検討してみてください。

 

 

もう少しほかのテントも…という方はこちらの記事でおすすめのテントを紹介しているのでチェックしてみてください!

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