【バイクパッキング】おすすめのパニアバッグ8選。大容量や防水なものまで [自転車キャンプ]

こんにちは。自転車キャンプ歴4年のサイトウです。

 

自転車キャンプやバイクパッキングで使うパニアバッグって悩みますよね。

  • そもそもどんなものがよいのかわからない。
  • 自分の自転車にはちゃんと取り付けられるか不安。

こんな悩みはありませんか。

 

私も最初は不安や悩みがあり、いろいろなバッグを試してきました。

そして今もフィールドでテストを繰り返しています。

 

今回はそんな私がおすすめのパニアバッグを8つ紹介します。

紹介しているものはユーザが多いものや私が実際に使っていてよいものなので、自信をもっておすすめします。

 

  • パニアバッグにはどんな種類があるのか知りたい
  • バッグ選びの注意点を知っておきたい
  • ずばりおすすめのパニアバッグが知りたい

 

パニアバッグ以外のバイクバッグはこちらの記事で解説しています。是非チェックしてみてください。

 

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この記事の結論

この記事のまとめ

 

まずこの記事で伝えたいことをまとめました。

気になる方はこの後解説しているので読んでみてください。

 

  1. 積載容量
  2. 取り付けの種類
  3. 防水性
  • おすすめのパニアバッグ8選はこちら

 

フロントパニア or リアパニア

フロントパニアorリアパニア

 

パニアバッグは大きく前輪につけるか後輪につけるかの2択になります。

1か月以上のような長期間の旅程でなければ、前後どちらかで十分足りるからです。

 

最近のパニアバッグは基本的にどちらにでも取り付けられますが、フロントorリアのどちらにするかイメージして購入した方が失敗しづらいと思います。

よくフロントパニアかリアパニアかは議論されますが、私は個人的にフロントが好みです。

 

それぞれにメリット・デメリットがあるので以下で比較しています。

 

 

①フロントパニア

①フロントパニア
出典:Swift Industries

 

フロントパニアは前輪側(フロント)のラックを利用して取り付けるバッグになります。

 

目に見える位置にバッグがあるので、取り付けにミスがあってもライド中に気づけます。

また、重心が前側になるので、登りで後ろに引っ張られることもありません。

 

一方でハンドル操作が重くなったり、左右の重量に注意しないとハンドルが片側に振られやすくなったりといった特徴があります。

特に大型のパニアバッグを使うは、足に当たることもあるので気を付けないといけません。

 

②リアパニア

②リアパニア
出典:Blue Lug

 

リアパニアは後輪側(リア)のラックを利用して取り付けるバッグになります。

 

フロントほど左右の重量に注意しなくてもよく、ハンドル操作への影響もありません。

また、バッグと足の干渉は少なく、比較的大型のバッグでもつけられるメリットがあります。

 

一方でライド中視界に入らないため、取り付けは厳重にしないといけません。

特にリアパニアは登りで重心が後ろにとられるので、ダートではフロントが浮くこともあります。

 

フロントパニアとリアパニアの比較

メリット/デメリット

 

フロントパニアかリアパニアかで迷う方も多いと思うので、それぞれの特長を比較しました。

自分のスタイルに合う種類をチョイスしてみてください。

 

フロントパニアリアパニア
大型バッグの取り付けLOSE
足に当たることがある
WIN
大型OK
ハンドル操作への影響LOSE
ハンドルが降られやすい
WIN
ハンドルへの影響少ない
登りへの影響WIN
重心前側で安定
LOSE
重心後ろで不安定
視認性WIN
ライド中視認可
LOSE
ライド中視認不可
パッキングの容易さLOSE
左右の重量に要注意
WIN
左右重量への注意不要

 

サイトウ
一見リアパニアの方がよさそうに見えますが、ハンドル操作は自分でコントロールできるます。
個人的にはフロントパニアが調子よいです!

 

 

パニアバッグ選びの注意点

注意点

 

ここからはパニアバッグを選ぶにあたっての注意点を解説していきます。

 

①積載容量

①積載容量
出典:Swift Industries

 

積載容量は片側10L、左右合計20Lを目安にするとよいです。

 

自転車キャンプで必要なトータル容量はだいたい30~40Lになります。

パニアバッグの合計20Lで全体の半分~2/3をカバーできるがあるとかなりパッキングがしやすくなります。

 

②取り付けの種類

②取り付けの種類
出典:RESTRAP

 

取り付けの種類によって、バッグの安定感や設置のしやすさが大きく異なります。

 

取り付けの種類は大きく以下の2種類があります。

  • Voile Strapなどストラップでの固定
  • フックでの固定

 

ストラップの方が横ずれせず安定感はありますが、フックの方が取り付けが簡単です。

紹介しているものも含めてほとんどがフック形式ですが、
最近ではQL(クイックリリース)機構を備えたものがあり、安定性が高く、取付が容易です。

 

 

③防水性

③防水性
出典:Brooks

 

バッグ自体の防水性も重要な要素です。

特にパニアバッグは、地面との位置が近いので濡れやすいです。

 

パニアバッグも含めてバッグの雨対策は以下の2通りです。

  • バッグを完全防水にする
  • 濡れることを許容してインナーでカバーする

 

完全防水のバッグを選べばインナーを意識しなくて済みますが、比較的重めで、カラーバリエーションが少ない傾向があります。

とはいえ完全防水は必須条件の方も多いので、お好みの防水方法を選択してください。

 

おすすめのパニアバッグ8選

おすすめのパニアバッグ8選

 

それではおすすめのパニアバックを8つ紹介します。

よい点・イマイチな点も解説していくので、バッグ選びの参考にしてみてください!

 

比較表

8つのバッグの比較表を作成しました。

気になるものがあったら製品名のリンクからジャンプできます。

 

容量(左右合計)重量(片側)防水性価格
Fairweather:
Pannier
28~40L※非公表19,800円 (片側)
Fairweather:
Flaptop Pannier
34L790g20,350円 (片側)
RAL:
EX Loader
22L※非公表10,450円 (片側)
North St.:
Micro Pannier
28L380g⚪︎18,000円 (片側)
Swift Industries:
Jr. Ranger Pannier
20L※非公表⚪︎66,000円 (左右セット)
ORTLIEB:
Gravel Pack
25L580g24,000円 (左右セット)
RESTRAP:
Small Pannier
26L657g18,670円 (片側)
Brooks:
Scape Small Pannier
20~26L630g21,780円 (片側)

 

 

Fairweather:Pannier

Fairweather:Pannier
出典:Blue Lug

 

スペック

容量(左右合計)28~40L
サイズH38~50 × W30 × D15cm
重量(片側)※非公表
素材コットンキャンバス
完全防水
取付方法フック(ストラップ変更可)
価格19,800円 (片側)

 

GOOD/BAD

GOOD

  • バックパックとしても利用可能で日常使いしやすい
  • ロールトップ式で収納容量が大きい
  • フックは取り外せるため、ストラップに変更可能

BAD

  • キャンバス地で雨に弱いため、インナーでの防水対策が必須
  • 日系メーカーで補修パーツが入手しやすい

 

 

 

Fairweather:Flaptop Pannier

Fairweather:Flaptop Pannier
出典:Blue Lug

 

スペック

容量(左右合計)34L
サイズH36 × W30 × D15cm
重量(片側)790g
素材CORDURA
完全防水
取付方法フック(ストラップ変更可)
価格20,350円 (片側)

 

GOOD/BAD

GOOD

  • バックパックとしても利用可能で日常使いしやすい
  • フラップ式で開閉がしやすい
  • フックは取り外せるため、ストラップに変更可能

BAD

  • CORDURAで雨に弱いため、インナーでの防水対策が必須
  • 日系メーカーで補修パーツが入手しやすい

 

 

 

RAL:EX Loader

RAL:EX Loader
出典:Sim Works

 

スペック

容量(左右合計)22L
サイズH29 × W29 × D13cm
重量(片側)※非公表
素材CORDURA
完全防水
取付方法フック
価格10,450円 (片側)

 

GOOD/BAD

GOOD

  • 大きめのジッパーで開閉が簡単
  • 外側のメッシュポケットに濡れたテントなどを収納可能
  • キャリーハンドル付きで持ち運びしやすい

BAD

  • 比較的容量は小さい
  • CORDURAで雨に弱いため、インナーでの防水対策が必須
  • Ecopackなどの機能素材バッグより重量がある
  • フック形式で安定性が低い

 

RAL:EX Loader の購入はこちら

 

 

North St.:Micro Pannier

North St.:Micro Pannier
出典:North St.

 

スペック

容量(左右合計)28L
サイズH46 × W23 × D13cm
重量(片側)380g
素材Ecopack
完全防水
取付方法フック
価格18,000円 (片側)

 

GOOD/BAD

GOOD

  • 軽量級
  • 外側のポケットにすぐ取り出せるものを収納できる
  • カラー展開が豊富
  • 軽い雨なら対策不要

BAD

  • ロール部分が短く、パッキングしづらい
  • 完全防水ではないため、雨対策は必要
  • フック形式で安定性が低い

 

North St.:Micro Pannier の購入はこちら

 

 

Swift Industries:Jr. Ranger Pannier

Swift Industries:Jr. Ranger Pannier
出典:Swift Industries

 

スペック

容量(左右合計)20L
サイズH33~51 × W25 × D10cm
重量(片側)※非公表
素材Ecopack
完全防水
取付方法フック
価格66,000円 (左右セット)

 

GOOD/BAD

GOOD

  • 軽量級
  • 外側にジップポケットやサイドポケットがあり、すぐに取り出せるものを収納できる
  • ロールトップのため、実際には20L以上格納可能
  • 軽い雨なら対策不要

BAD

  • 価格が高い
  • 完全防水ではないため、雨対策は必要
  • フック形式で安定性が低い

 

Swift Industries:Jr. Ranger Pannier の購入はこちら

 

 

ORTLIEB:Gravel Pack

ORTLIEB:Gravel Pack
出典:ORTLIEB

 

スペック

容量(左右合計)25L
サイズH30 × W25 × D14cm
重量(片側)580g
素材ナイロン(防水加工)
完全防水
取付方法フック(QL)
価格24,000円 (左右セット)

 

GOOD/BAD

GOOD

  • 完全防水で雨対策が不要
  • QLシステムで設置が簡単、安定感がある
  • RESTRAPやBrooksより価格が安く、軽量

BAD

  • Ecopackなどの機能素材バッグより重量がある
  • カラー展開がブラックとサンドのみで少ない

 

(取寄) オルトリーブ グラベル パック パニエ – ペア Ortlieb Gravel Pack Panniers – Pair Black

 

 

RESTRAP:Small Pannier

RESTRAP:Small Pannier
出典:RESTRAP

 

スペック

容量(左右合計)26L
サイズH35 × W30 × D16cm
重量(片側)657g
素材ナイロン(防水加工)
完全防水
取付方法フック(QL)
価格18,670円 (片側)

 

GOOD/BAD

GOOD

  • 完全防水で雨対策が不要
  • QLシステムで設置が簡単、安定感がある
  • Brooksより価格が安い

BAD

  • Ecopackなどの機能素材バッグより重量がある
  • カラー展開がブラックとオリーブのみで少ない
  • ORTLIEBより価格が高く、重量が重い

 

RESTRAP リストラップ Small Pannier 13L スモールパニア【パニアバッグ】【自転車】

 

 

Brooks:Scape Small Pannier

Brooks:Scape Small Pannier
出典:Brooks

 

スペック

容量(左右合計)20~26L
サイズH30~47 × W26 × D15cm
重量(片側)630g
素材ナイロン(防水加工)
完全防水
取付方法フック(QL)
価格21,780円 (片側)

 

GOOD/BAD

GOOD

  • 完全防水で雨対策が不要
  • QLシステムで設置が簡単、安定感がある
  • Brooksより価格が安い

BAD

  • Ecopackなどの機能素材バッグより重量がある
  • カラー展開がブラックとグリーンのみで少ない
  • ORTLIEBやRESTRAPより価格が高く、重量が重い

 

 

 

最後に

エンディング

 

気に入ったパニアバッグは見つかったでしょうか。改めてこの記事の結論をまとめます。

  1. 積載容量
  2. 取り付けの種類
  3. 防水性
  • おすすめのパニアバッグ8選はこちら

是非この記事を参考にご自身にあったバッグ選びをしてみてください。

 

 

こちらの記事では代表的なパッキングのスタイルについて解説しているので是非参考にしてみてください。

 

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