【バイクパッキング】自転車キャンプの軽量テントおすすめ8選 [ULキャンプ]

  • 2023年11月12日
  • 2024年5月12日
  • ギア

自転車キャンプにはテントが必須。でも、テントを選ぶのってとても大変ですよね。

予算も重量もボリュームがあるので、私もギアの中で1番迷いました。

そんな私も自転車キャンプを3年する中で、友達から借りたものも含めれば10以上のテントを利用してきました。

この記事ではそんなテントマニアが絶対後悔しないテントを8つ紹介します。

快適、軽量で間違いのないテントが選べるようにどこよりもわかりやすく解説します。

  • 自転車キャンプでどんなテントを選べばいいかわからない
  • テントの買い替えを考えている
  • なるべく軽量に快適にキャンプしたい

 

テント以外にも自転車キャンプに必要なギアが知りたい方はこちら!準備に便利なパッキングリストも配布しています。

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この記事のまとめ

この記事のまとめ

 

はじめにこの記事の結論からお伝えします。詳細はこの後解説するので読んででみてください。

  • 自転車キャンプには「自立式テント」か「1ポールテント」がおすすめ
  • 「快適」「軽量」「コスパ」で選んだおすすめテント8選はこちら
  • 初めてで迷ったら快適枠をチョイスするとよい

 

「自立式テント」か「1ポールテント」がおすすめ

自立式 or 1ポール

 

自転車キャンプには「自立式テント」か「1ポールテント」をおすすめします。

ここからなぜおすすめなのか、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。

前提として、自転車キャンプでは標高1,000m以内の低山がメインのフィールドとなります。
登山に比べると標高が低いとはいえ、硬い地面や強風など環境が必ずしもよいとは言えません。

環境面も考慮してテントを比較していきます。

 

自立式テントのメリット・デメリット

自立式テントは快適性と軽量性のバランスに優れています。

初心者やライドよりキャンプ重視の方におすすめです。

自立式テント
自立式テント

 

メリット

  • 地面の状況が悪くても設営ができる
  • テントの張り直しが簡単
  • 強風に強い

 

デメリット

  • ポールがテント付属のものから変更できず、サイズが大きくなりがち
  • テントの張り方が固定される

 

 

1ポールテントのメリット・デメリット

1ポールテントは軽量コンパクトさに秀でていますが、快適性は少し劣ります。

キャンプよりライド重視の方におすすめです。

1ポールテント
1ポールテント

 

メリット

  • ポール1本のみで設営できて、軽量コンパクト
  • 設営のスピードが早い
  • テント張り方に柔軟性がある

 

デメリット

  • 地面の状況によっては設営が困難な場合がある
  • テントの張り直しに時間がかかる

 

 

【快適・軽量・コスパ】おすすめテント8選

テント8選

おすすめのテントを「快適」「軽量」「コスパ」のジャンルから1つずつ選びました。
住んでいる環境や予算によって最適なテントが異なるためです。

具体的には以下の基準で選んでいます。

  • 快適 … 雨天時や気温が低い環境でも快適に過ごせる
  • 軽量 … 1kg以下で持ち運びしやすい
  • コスパ … 1~2万円で購入が可能

私が使っているものや購入を検討したものを紹介しているので、自信を持っておすすめします。

また、自立式、1ポールテント以外からも用途によっては使いたいと思ってるテントを2つ紹介します。

 

比較表

8つのテントを一覧表にしたので気になるものを確認してみてください。

 

快適性軽量性収納性コスパ *
自立式 PAAGO WORKS:
NINJA TENT

前室、キャノピーあり
⚪︎
1,160g

45×15cm

59,400円
Helitage:
CROSS OVER DOME 2G

悪天候に弱い

700g

20×9cm

60,500円
BUNDOK:
SOLO DOME 1

前室、キャノピーあり
×
1,880g

38×15cm

14,800円
1ポールPre Tents:
SOLOIST

前室、キャノピーあり
⚪︎
1,009g

40×15cm

59,400円
Six Moon Designs:
Lunar solo
⚪︎
前室あり

720g
⚪︎
28×11cm

64,900円
3F UL GEAR:
Lanshan 1
⚪︎
前室あり

840g

34×15cm

22,000円
その他PAAGO WORKS:
NINJA SHELTER

空間広い
⚪︎
1,160g

45×15cm
⚪︎
46,200円
Outdoor Research:
Helium Bivy
×
寝るのみの空間

448g
⚪︎
31×9cm
⚪︎
33,000円

* 2023年11月時点

 

自立式テントのおすすめ

【快適枠】PAAGO WORKS:NINJA TENT

Ninja Tent

 

評価

快適性収納性
軽量性⚪︎コスパ

スペック

サイズW220×D120×H105cm
ファブリック30Dナイロン シリコンコーティング
耐水圧3,700mm(フライシート、インナーテントボトム部分)
収納サイズ45×15cm
※非専用スタッフサック格納時:25×15cm
重量1,160g
  • キャノピーはねあげできるので雨でもキャンプを楽しめる
  • 収納袋がそのままバイクパッキングに使える
  • ポールがかさばる

 

サイトウ
自転車キャンプの定番!PAAGO WORKSさんはバイクパッキングを考えた製品デザインで有名だよ。

 

NINJA TENTの購入はこちら

 

【軽量枠】Helitage:CROSS OVER DOME 2G

クロスオーバードーム
出典:HERITAGE Inc.

 

評価

快適性収納性
軽量性コスパ

スペック

サイズW210×D100×H105cm
ファブリック15Dナイロンリップストップ・透湿ポリウレタンコーティング
耐水圧耐水圧1,000mm/平方センチ、透湿量8,000g/平方メートル/24hr
収納サイズテント:20×9cm、ポール:38cm
重量700g
  • 1kgを大きく下回る700gで軽量性
  • コンパクトで収納場所に困らない
  • 耐水圧が低く、雨や結露に弱い

 

サイトウ
シングルウォールテントになります。
快適性を犠牲にしても軽量コンパクトさを手に入れたい方におすすめ。

 

ヘリテイジ クロスオーバードーム2 <2G>重量690g 2人用シングルウォールテント【登山 山岳 テント シェルター トレッキング】 | 山岳テント ヘリテージ ドーム ドーム型テント ドームテント シングルウォール ソロキャンプ ツェルト 登山用テント ソロテント

 

【コスパ枠】BUNDOK:SOLO DOME 1

ソロドーム
出典:株式会社カワセ

 

評価
快適性収納性
軽量性×コスパ

スペック

サイズW200×D150×H115cm
ファブリックフライ:ポリエステル
インナー:ポリエステルメッシュ
フロア:ポリエステル
入口&窓:ポリエステルメッシュ
耐水圧約3,000mm
収納サイズ38×15×15cm
重量1,880g
  • 1万円台でありながらNINJA TENTと変わらない快適性
  • 約1.9kgの重量負荷
  • サイズが大きく収納に困る

 

サイトウ
軽量コンパクトさは劣るけれど、安価にバイクパッキングが始められるよ。

 

【送料無料】ソロドーム/BUNDOK(バンドック)/BDK-08/テント ソロドーム ソロテント 1人用 コンパクト ソロキャンプ ツーリング ドーム型 カーキ オリーブ サンドベージュ

 

1ポールテントのおすすめ

【快適枠】Pre tents:Soloist

Soloist
出典:Pre tents

 

評価
快適性収納性
軽量性⚪︎コスパ

スペック

サイズW250×D135×H125cm
ファブリックフライ:30D リップストップナイロン66 両面シリコン
ボディ:15D ナイロンメッシュ
フロア:30D リップストップナイロン66 PUコーティング
耐水圧フライ:2,000mm
フロア:3,000mm
収納サイズ40×15cm
重量1,009g
  • 1ポールテントでは珍しくキャノピーはねあげできて快適
  • ポール抜きで約1kgの軽量性
  • 収納サイズが大きい

 

サイトウ
個人的に今1番気になっているテントです。収納袋を変えればもう少しコンパクトになるはず。

 

 

【軽量枠】Six Moon Design:Lunar Solo

Lunar solo
出典:Six Moon Designs

 

評価
快適性⚪︎収納性⚪︎
軽量性コスパ

スペック

サイズW267×D199×H122cm
ファブリックフライ:20D シリコンコーティングポリエステル
フロア:40D シリコンコーティングポリエステル
耐水圧3,000mm
収納サイズ28×11cm
重量グレー:690g
グリーン:720g
  • 700g前後で超軽量、収納もコンパクト
  • 軽量ながら耐水圧も3,000mm。ある程度の雨には耐えられる
  • 結露には注意が必要

 

サイトウ
軽量ながら耐水圧も高く、利用者も多いです。
シングルウォールテントなので、結露には要注意です。

 

 

【コスパ枠】3F UL Gear:Lanshan 1

Lanshan1

 

評価

快適性⚪︎収納性
軽量性コスパ

スペック

サイズW270×D170×H125cm
ファブリックフライ:20Dシルナイロン
インナー:15Dナイロン
耐水圧約6,000mm
収納サイズ34×15cm
重量840g
  • 2万円前後で安価
  • 1kgを下回る軽量コンパクト性
  • 中華製のため耐久性や耐水圧には注意

 

サイトウ
3F UL GEARはULギアを販売している中華製メーカーです。
使っているけどいまのところ故障はないし最初はLanshan1でいいかも。

 

 

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その他のおすすめ

【グループライド】PAAGO WORKS:NINJA SHELTER

Ninja Shelter

 

評価

快適性収納性
軽量性⚪︎コスパ⚪︎

スペック

サイズW380×D220×H140cm
ファブリック20D ポリエステル
耐水圧
収納サイズ45×15cm
※非専用スタッフサック格納時:25×15cm
重量1,150g
  • 2~3人用で設営時のサイズが大きく超快適
  • 1.15kgで軽量。収納袋がそのままバイクパッキングに使える
  • フロアレスのためテントとして使うには付属のNINJA NESTが必要

 

サイトウ
ソロのテントとして使うにはtoo muchですが、デイキャンプやグループライドでは大活躍します。
友達からのリピートレンタルががとても多いです。

 

 

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【ライド特化】Outdoor Research:Helium Bivy

Helium Bivy
出典:Outdoor Research

 

評価
快適性×収納性⚪︎
軽量性コスパ⚪︎

スペック

サイズW66×D208×H50cm
ファブリックアッパー:30D リップストップナイロン
フロア:40D ポリウレタンラミネート
メッシュ:ポリエステル
耐水圧※完全防水
収納サイズ31×9cm
重量448g
  • 500g以下でかなり軽量コンパクト
  • テント内では寝るのみ。快適性はない
  • 雨天時に煮炊きするスペースがない

 

サイトウ
「とにかくライド重視。キャンプ場では寝るのみ」という方にベスト。

 

 

迷ったら快適枠をチョイス

エンディング

ここまでおすすめのテントを8つ紹介してきました。気になるテントは見つかりましたか?

特に最初のテントは安価なものを選ぶか、買い替えのない高機能のものを選ぶかで迷うと思います。
少なくともここで紹介したテントは利用者の評価が高いので失敗はないです。

初めてで迷っている方は快適枠から選ぶといいと思います。
もちろん予算が限れている方はコスパ枠の2モデルを選んでもらえれば、満足感は高いと思います。