【バイクパッキング】シュラフは不要?自転車キャンプの就寝具おすすめ9選 [ULキャンプ]

  • 2023年12月10日
  • 2024年5月16日
  • ギア

自転車キャンプにはシュラフが必須だと思っていませんか?

軽量コンパクト性がポイントの自転車キャンプでは必ずしもシュラフが必要だとは限りません

私が100泊以上自転車キャンプをしていく中でたどり着いた結論としては、
冬以外はシュラフ不要だと思っています。

この記事では自転車キャンプの就寝具を検討している方に向けて、
軽量コンパクト性の高い就寝具を紹介していきます。

 

  • 自転車キャンプでどんな就寝具を選べばいいかわからない
  • 軽量コンパクトで耐寒性がある就寝具を知りたい

 

就寝具以外にも自転車キャンプに必要なギアが知りたい方はこちら!準備に便利なパッキングリストも配布しています。

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この記事のまとめ

この記事のまとめ

 

はじめにこの記事の結論からお伝えします。

  • 就寝具選びはキャンプ地の最低気温別に考える
  • 防寒性はもちろんですが、自転車キャンプでは軽量コンパクト性を追求する
  • 冬以外ならシュラフは必須ではない
  • おすすめの就寝具9選はこちら

 

就寝具選び3つのポイント

就寝具

 

自転車キャンプでの就寝具選びのポイントは以下の3点です。

  • 最低気温別に就寝具を検討
  • 防寒性を担保しつつ、軽量コンパクト性を追求
  • シュラフは必須ではない。シーツ、シュラフカバーを活用

詳しく各ポイントを解説していきます。

 

最低気温別に就寝具を検討

気温

 

自転車キャンプをする時は必ず最低気温をチェックします。

基本的に最低気温が夜寝ている間の気温になることが多いからです。

地域にもよりますが関東付近では夏は20~25度、春秋は10~20度、冬は10度以下の装備を検討しましょう。

逆に冬はキャンプしないと割り切れば、10度以上耐えられる装備を検討すればOKです。

 

防寒性を担保しつつ、軽量コンパクト性を追求

サイズ

 

前述の最低気温に耐えられる防寒性は必ず担保します。

その中でどれだけ軽量コンパクトにできるかが自転車キャンプでは重要です。

一般的にオートキャンプで使うようなシュラフでは寒さは耐えられても、軽量コンパクト性がない場合が多いです。

 

シュラフは必須ではない。シーツ、シュラフカバーを活用

シーツ・カバー

 

必ずシュラフを使う必要はありません。

シュラフはギアの中でもテントの次に重量が大きくなり、収納サイズも大きいです。

私は最低気温が10度を下回るまではシュラフを使いません。

シーツ、シュラフカバーを併用すれば、シュラフなしでも十分睡眠が取れます。

シュラフがない分軽量コンパクトになるのでとてもおすすめです。

 

就寝具のおすすめ紹介

最低気温別就寝具

 

前述の通り、自転車キャンプでは必ずシュラフを使う必要はありません。

ここでは、就寝ギアであるシーツ・シュラフカバー・シュラフの3カテゴリでおすすめを3つずつ紹介します。

私はそれぞれを最低気温別に使い分けています。

上記の図を参考にみなさんが自転車キャンプをするシーズンによって、必要となるギアを確認してみてください。

ここからは私が実際に使ったものや購入を検討したもの、ユーザが多いものなど買って後悔しないおすすめのシーツを紹介していきます。

 

シーツのおすすめ3選

おすすめシーツ

 

シーツの役割と選ぶ際に重視するポイントは以下になります。

  • 汗を吸って逃す
  • 快適な寝心地
  • 限界温度の引き上げ
  • 吸水性
  • 透湿性
  • 加算温度
  • 軽量コンパクト性

 

Cocoon:マミーライナー 100%リップストップシルク

Cocoon
出典:A&F COUNTRY
サイズ215×85cm
収納サイズ13×6cm
ファブリックリップストップシルク100%
重量120g
加算温度5.3度
  • シルクのため肌触りが心地よい
  • リップストップのため耐久性に優れている
  • 透湿性に優れ、朝まで蒸れを感じない
  • 保温性に優れ、限界温度を5.3度引き上げる

 

サイトウ
実際に必ず持っていくギアの1つです。夏はこれ1つでOK。冬はシュラフが濡れないように使ってます。

 

 

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Nature Hike:インナーシーツ

Nature Hike
出典:Nature Hike
サイズ200×80cm
収納サイズ19×9cm
ファブリックポリアミド繊維80%、弾性繊維20%
重量350g
加算温度8~10度
  • 3000円以下でコスパが高い
  • 軽量コンパクト性で少し劣る
  • メーカー公表の加算温度は少しおおげさ?

 

サイトウ
コスパにとても優れた商品です。ただ少し重いので予算があれば他のものを選びたいところ。レビューを見ると加算温度もそこまではないようです。

 

 

STATIC:ADRIFTライナー

STATIC
出典:STATIC BLOOM
サイズ180×70cm
収納サイズ20×11cm
ファブリックOcta®CPCP®ポリエステル100%
重量230g
加算温度公表なし
  • 帝人Octaを採用した優れた保温性
  • シュラフカバーとの併用により最低7度まで耐えられる

 

サイトウ
真剣に購入を検討している商品です。Cocoonのシーツと比較して重いですが、保温性に優れています。シュラフカバーと併用することにいよって、真冬以外はシュラフなしでいけそうです。

 

 

シュラフカバーのおすすめ3選

おすすめシュラフカバー

 

シュラフカバーの役割と選ぶ際に重視するポイントは以下になります。

  • シュラフの濡れを防ぐ
  • 体温反射による保温力向上
  • 防水性
  • 透湿性
  • 保温力
  • 軽量コンパクト性

 

SOL:エスケープビビィ・エスケープライトビビィ

SOL
出典:株式会社スター商事
サイズ213×81cm(208×81cm)
収納サイズ17×11cm(15×8cm)
ファブリックアルミ蒸着加工を施した特殊フィルム+ポリエステルシート
重量241g (156g)
  • アルミ蒸着を施し、体温の70%を熱反射する保温力
  • タイベックの耐水性
  • 軽量コンパクト性

 

サイトウ
僕が使ってるのは通常版だけど、85g軽いライト版が出たのでおすすめだよ。

 

 

murako:タイベックサーモスリーピングバッグプロテクター

murako
出典:murako
サイズ220×86cm
収納サイズ20×13cm
ファブリックタイベック ®︎シルバー(ポリエチレン, アルミニウム)
重量265g
  • アルミ蒸着を施し、体温の80%を熱反射する保温力
  • タイベックの防水性
  • モノトーンカラーのデザイン性

 

サイトウ
SOLのエスケープビビィより少しだけ軽量コンパクト性で劣りますが、スペックはほぼ同等。SOLのデザインが合わない方はこちらをおすすめします。かっこいい!

 

muraco ムラコ タイベック サーモ スリーピング バッグ プロテクター Tyvek THERMO SLEEPING BAG PROTECTOR ギア 寝袋 シュラフ カバー 夏山低山トレッキング キャンプ アウトドア SL002

 

ISUKA:ゴアテックスインフィニアムシュラフカバー ウルトラライト

ISUKA
出典:ISUKA
サイズ209×87cm
収納サイズ22×8cm
ファブリックゴアテックス インフィニアム
重量360g
  • ゴアテックスインフィニアムの防水性
  • タイベック製と比較して軽量コンパクト性で劣る

 

サイトウ
タイベック製よい軽量コンパクト性で劣りますが、防水性に特化したい方はこちらもおすすめ。特に大雨の状況でパックライナー兼用する方はタイベックよりこちらがよいです。

 

 

シュラフのおすすめ3選

おすすめシュラフ

 

シュラフの役割と選ぶ際に重視するポイントは以下になります。
シュラフはダウンと化繊に分かれますが、自転車キャンプでは軽量コンパクトなダウンシュラフをおすすめします。

  • ダウンによる保温
  • 対応温度
  • ダウングレード
  • 軽量コンパクト性

 

Cumulus:Quilt 350

Cumulus
出典:Cumulus
タイプキルト型
収納サイズ22×16cm
快適温度2度
限界温度-4度
ダウングレード850FP
重量600g
  • 潰れてしまう背面ダウンを無くしたキルト型にすることで軽量化
  • 850FPの高品質ダウングレード

 

サイトウ
私はほとんどこのシュラフしか使用していません。とてもふかふかで暖かく、ダウンが高品質です。

 

購入はこちら

 

mont-bell:シームレスダウンハガー800 #3

mont-bell
出典:mont-bell
タイプマミー型
収納サイズ26×13cm
快適温度4度
限界温度-1度
ダウングレード800FP
重量531g
  • シームレス化することでコールドスポットがなく暖かい
  • 800FPの高品質ダウングレード
  • コスパの高さ

 

サイトウ
800FPの高品質ダウン、シームレスにより保温性が高いです。コスパもよいのでファーストチョイスにうってつけです。

 

【モンベル】シームレスダウンハガー800#3 R/ZIP バルサム(BASM)#1121401

 

NANGA:ミニマリスム ハーフ

NANGA
出典:NANGA
タイプマミー型
収納サイズ20×10cm
快適温度公表なし
限界温度0度
ダウングレード770FP
重量265g
  • フード部分を無くすことで軽量化
  • 770FPの最低限のダウングレード
  • 265gで軽量

 

サイトウ
とにかく軽量コンパクト性に特化するならこちらがおすすめ。ダウンジャケットやシーツ、シュラフカバーと併用すれば冬でも使える。

 

NANGA ナンガ MINIMARHYTHM HALF ミニマリスム ハーフ シュラフ 寝袋 マミー型 UDD ULハイク アウトドア キャンプ

 

最後に

エンディング

 

ここまでおすすめの就寝具を9つ紹介してきました。

自転車キャンプではなるべくシュラフを持っていかないことが軽量化のポイントです。
ぶっちゃけ冬にキャンプしなければシーツとシュラフカバーで十分です。(関東圏なら)

ご自身のキャンプスタイルや目的地の最低気温に合った就寝具をチョイスしていただければよいと思います。