【テント使用歴4年】パーゴワークスのニンジャシェルターが自転車キャンプで使われる理由 [PAAGO WORKS][NINJA SHELTER]

  • 2024年4月14日
  • 2024年4月15日
  • ギア

みなさんこんにちは。自転車キャンプ歴4年のサイトウです。

自転車キャンプをしていると、グループや日帰りのライドの時はテントはいらないけど、日よけやプライベートな空間が欲しい…。

こんなこと思ったことはありませんか?

そんなみなさんにパーゴワークスのニンジャシェルターをおすすめします。

私はニンジャシェルターを4年間使用していますが、本当に買ってよかったと思っています。
特に友人からのウケがよく、何度も「貸してほしい!」と言われてきました。

そんな私がニンジャシェルターがなぜ自転車キャンプで好まれているのか、その理由を解説していきます。

 

  • グループライドにおすすめのテントが知りたい
  • ニンジャシェルターがどんな製品か気になる
  • ニンジャシェルターの使い方やどんな人に向いているか知りたい

 

自転車キャンプにおすすめのほかのテントはこちらで紹介しているので気になる方はそちら参考にしてみてください。

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この記事の結論

この記事のまとめ

 

最初にこの記事の結論をまとめました。
詳しくはこの後に解説しているので、是非チェックしてみてください。

 

  • ニンジャシェルターは快適性と軽量性のバランスがよいシェルター
  • 1kgちょいのパップテントはニンジャシェルターだけ!
  • 自転車への積載も考えられていて、バイクパッキングにぴったり
  • 設営撤収も簡単で、設営のバリエーションが多い
  • グループライド、家族、冬のキャンプに最適なシェルター

 

スペックと特徴・製品比較

パーゴワークス:ニンジャシェルター1

 

まずはニンジャシェルターのスペックと特徴や類似製品との比較を説明していきます。

 

パーゴワークスとは

パーゴワークスロゴ

 

ニンジャシェルターを作っているのは、パーゴワークス(Paago Works)というブランドになります。

ブランドスローガンに「アウトドア自由主義」を掲げ、 道具を通してアウトドアを自由に楽しむ精神が感じられるブランドです。

 

特にバイクパッキングとの親和性が高く、自転車への積載を想定した設計になっているものが多くあります。

私自身もブランドのファンで、「パーゴワークスのギアなら間違いない」と思うほどです。

 

それではニンジャシェルターについて解説していきます。

 

スペックと特徴

パーゴワークス:ニンジャシェルター2
出典:Paago Works
パーゴワークス:ニンジャシェルターサイズ
出典:Paago Works

 

スペック

サイズW380×D220×H140cm
ファブリック20D ポリエステル
耐水圧
収納サイズ45×15cm
※非専用スタッフサック格納時:25×15cm
重量1,150g

 

特徴

  • 2~3人用で設営時のサイズが大きく超快適
  • 1.15kgで軽量。収納袋がそのままバイクパッキングに使える
  • 複数の設営スタイルがあり、利用用途の幅が広い
  • フロアレスのシェルターだが、別売りのインナーテントも接続可能

 

サイトウ
軽量性・快適性のバランスに優れた性能です。1kgちょいなので自転車キャンプに使いやすい重量です。
特に収納袋がそのままバイクにセッティングできるので、バイクバッグ不要なのもありがたい。
ちなみにこの収納袋めちゃめちゃ入ります。

 

 

類似製品との比較

ニンジャシェルターのようなフロアレスのULシェルターやパップテント(軍幕)は他社にも類似製品があります。

それぞれニンジャシェルターとの違いを解説していきます。

 

ローカスギア:クフ シル

ローカスギア:クフ シル
出典:Locus Gear

 

スペック

サイズW270×D160×H130cm
ファブリック30D リップストップシルナイロン
耐水圧3000mm
収納サイズ25×9cm
重量470g(ポール、ペグ除く)

 

ローカスギア:クフ シルの優れている点

  • 1ポール型のシェルターになっていて設営が簡単
  • ニンジャシェルターに比べて軽量

パーゴワークス:ニンジャシェルターの優れている点

  • ポール2本での設営で内部空間が広く快適
  • キャノピーのはね上げができ、日よけ・雨よけが可能
  • 自転車が入る

 

サイトウ
ローカスギア:クフ シルは、設営が簡単で携行性が高いです。
高価格ですが、同じような製品にHyperlite Mountain Gear:MID 1があります。
ただし、快適性ではニンジャシェルターに軍配が上がりますかね。

 

 

Nature Hike:パップテント

Nature Hike:パップテント
出典:Nature Hike

 

スペック

サイズW355×D195×H135cm
ファブリックポリコットン
耐水圧3000mm
収納サイズ58×22cm
重量約6kg

 

Nature Hike:パップテントの優れている点

  • 難燃素材のためある焚火で燃える心配がない

パーゴワークス:ニンジャシェルターの優れている点

  • 重量が1kgちょいなので圧倒的に軽量
  • 収納サイズが小さく、自転車に積載しやすい

 

サイトウ
各アウトドアブランドからパップテント式のシェルターは発売されています。
しかしながらバイクパッキングを考えると使えるのはニンジャシェルターぐらいかなと思います。

設営

設営

 

実際の設営時の写真を交えながら、設営方法や設営スタイルを解説していきます。

 

設営方法

設営は非常に簡単で、初心者でもストレスなく組み立てられます。

 

  • ステップ1
    四隅をペグダウン
    付属のガイドテープがあります。これを使ってペグダウンします。

    設営:ステップ1

    設営:ステップ1-2

  • ステップ2
    シェルター本体を広げる
    シェルターを広げて正方形になるように配置します。

    設営:ステップ2

  • ステップ3
    四隅をペグにかける
    さきほど打ち込んだ四隅のペグにループを固定します。

    設営:ステップ3

  • ステップ4
    ポールを立ち上げる
    2本のポールの長さを120~140㎝に伸ばし、シェルター内部に入れて立ち上げる。

    設営:ステップ4

    設営:ステップ4-2

  • ステップ5
    両サイド2か所をペグダウン
    シェルター両サイドのループをペグダウンします。

    設営:ステップ5

    設営:ステップ5-2

  • ステップ6
    後部のペグダウン・全体の調整
    最後にシェルター後部をペグダウンし、自在ロープの長さを調整します。

    設営:ステップ6

    設営:ステップ6-2

 

 

4つの設営スタイル

ニンジャシェルターは複数のスタイルで設営ができます。

どんな張り方ができるか4つのスタイルを解説していきます。

 

①通常スタイル

①通常スタイル

 

就寝時はジップを全面閉じたスタイルになります。

閉じても中が広いので快適性は高いです。

盗難が怖ければ自転車の収納も可能です。

 

②前面開けスタイル

②前面開けスタイル

 

とても開放的で一番使うスタイルです。

追加でポールが必要になりますが、自転車キャンプならバイクをポール替わりすればOK。

グループライドや複数人でのキャンプにおすすめです。

 

③側面開けスタイル

③側面開けスタイル

 

側面だけ開放したスタイルです。

寒い冬は風の侵入を極力防いだこちらがおすすめ。

スカートもおろせばさらに防風性が高くなります。

 

④インナーテントスタイル

④インナーテントスタイル

 

別売りのニンジャネストをインナーテントとして使用したスタイルです。

虫が苦手な人も安心して就寝できます。

ニンジャネストは少し高いので、低価格の蚊帳でもOKです。

 

撤収とバイクパッキング

撤収とバイクパッキング

 

撤収とおすすめのバイクパッキング方法について詳しく解説していきます。

 

撤収方法

ニンジャシェルターは設営と同様に、撤収も非常に簡単で、初心者でもストレスなく行えます。

 

  • ステップ1
    ポールとガイライン、ペグを外す
    ポールとガイラインをシェルターから外します。シェルターが平たくなったらペグを抜いていきます。

    撤収:ステップ1

  • ステップ2
    ポールとガイライン、ペグを収納
    ポールとガイラインを収納袋に収めます。

    撤収:ステップ2

  • ステップ3
    シェルター本体を収納・圧縮
    シェルター本体を収納袋に入れていきます。

    ぐしゃっと入れてしまった方がサイズはコンパクトになります。

    入れた後は圧縮しながら巻き込んでコンパクトに収納します。

    撤収:ステップ3

    撤収:ステップ3-2

  • ステップ4
    収納袋を閉じる
    収納袋をしっかり閉じて、シェルターの片づけは完了です。

    撤収:ステップ4

 

3つのバイクパッキング

ニンジャシェルターは収納袋をそのままバイクにセッティングできます。

バイクパッキングユーザにとって「積載できるか」は不安なポイントだと思うので、3つのパッキング方法について解説します。

 

①ハンドルバー

ハンドルバー

 

オーソドックスなのがハンドルバーに固定する方法です。

グラベルロードやMTBで広めのハンドルの方はこちらがおすすめです。

ハンドル幅が45cm以上ないと収まらないので注意してください。

 

②サドル

サドル

 

サドルループがあれば、ボレーストラップなどで固定可能です。

サドルバッグやシートバッグを使わない方はこの方法もよいです。

 

③フレーム

フレーム

 

フレームバッグを使わなければこちらもおすすめ。

バイクの中心なので安定性が高いです。

ライド中に内ももが少し当たるので注意が必要です。

 

おすすめの利用場面

利用場面

 

ここまでニンジャシェルターについて詳しく説明してきました。

最後におすすめの使い方を解説します。

個人的に以下の利用場面でニーズが高いと思うので是非参考にしてみてください。

 

少人数のグループキャンプ

少人数のグループキャンプ
出典:Paago Works

 

大人2~3人で宴会するときにちょうどいいサイズです。

最大3人までシェルター内で寝ることもできます。

 

冬キャンプ

冬キャンプ
出典:Paago Works

 

フロアレスで広いため、寒い冬にはシェルター内で料理もできます。

側面開きスタイルでスカートをおろせば、風の侵入も最小限にできます。

 

ファミリーキャンプのメインシェルター

ファミリー

 

ファミリーキャンプでのメインシェルターとしても活用できます。

私は夫婦でデイキャンプするとき、迷わずニンジャシェルターをチョイスしています。

 

最後に

エンディング

 

ニンジャシェルターは特にグループキャンプする方や家族の方におすすめです。

私自身4年使用していて心から買ってよかったと思っているので、ぜひ検討してみてください。

 

 

ほかのテントも気になる方はこちらの記事で紹介しているのでチェックしてみてください!

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