みなさんこんにちは。自転車キャンプ歴4年のサイトウです。
自転車キャンプをしていると、グループや日帰りのライドの時はテントはいらないけど、日よけやプライベートな空間が欲しい…。
こんなこと思ったことはありませんか?
そんなみなさんにパーゴワークスのニンジャシェルターをおすすめします。
私はニンジャシェルターを4年間使用していますが、本当に買ってよかったと思っています。
特に友人からのウケがよく、何度も「貸してほしい!」と言われてきました。
そんな私がニンジャシェルターがなぜ自転車キャンプで好まれているのか、その理由を解説していきます。
- グループライドにおすすめのテントが知りたい
- ニンジャシェルターがどんな製品か気になる
- ニンジャシェルターの使い方やどんな人に向いているか知りたい
自転車キャンプにおすすめのほかのテントはこちらで紹介しているので気になる方はそちら参考にしてみてください。
自転車キャンプにはテントが必須。でも、テントを選ぶのってとても大変ですよね。予算も重量もボリュームがあるので、私もギアの中で1番迷いました。そんな私も自転車キャンプを3年する中で、友達から借りたものも含めれば10以上のテント[…]
この記事の結論
最初にこの記事の結論をまとめました。
詳しくはこの後に解説しているので、是非チェックしてみてください。
- ニンジャシェルターは快適性と軽量性のバランスがよいシェルター
- 1kgちょいのパップテントはニンジャシェルターだけ!
- 自転車への積載も考えられていて、バイクパッキングにぴったり
- 設営撤収も簡単で、設営のバリエーションが多い
- グループライド、家族、冬のキャンプに最適なシェルター
スペックと特徴・製品比較
まずはニンジャシェルターのスペックと特徴や類似製品との比較を説明していきます。
パーゴワークスとは
ニンジャシェルターを作っているのは、パーゴワークス(Paago Works)というブランドになります。
ブランドスローガンに「アウトドア自由主義」を掲げ、 道具を通してアウトドアを自由に楽しむ精神が感じられるブランドです。
特にバイクパッキングとの親和性が高く、自転車への積載を想定した設計になっているものが多くあります。
私自身もブランドのファンで、「パーゴワークスのギアなら間違いない」と思うほどです。
それではニンジャシェルターについて解説していきます。
スペックと特徴
スペック
サイズ | W380×D220×H140cm |
---|---|
ファブリック | 20D ポリエステル |
耐水圧 | – |
収納サイズ | 45×15cm ※非専用スタッフサック格納時:25×15cm |
重量 | 1,150g |
特徴
- 2~3人用で設営時のサイズが大きく超快適
- 1.15kgで軽量。収納袋がそのままバイクパッキングに使える
- 複数の設営スタイルがあり、利用用途の幅が広い
- フロアレスのシェルターだが、別売りのインナーテントも接続可能
特に収納袋がそのままバイクにセッティングできるので、バイクバッグ不要なのもありがたい。
ちなみにこの収納袋めちゃめちゃ入ります。
類似製品との比較
ニンジャシェルターのようなフロアレスのULシェルターやパップテント(軍幕)は他社にも類似製品があります。
それぞれニンジャシェルターとの違いを解説していきます。
ローカスギア:クフ シル
スペック
サイズ | W270×D160×H130cm |
---|---|
ファブリック | 30D リップストップシルナイロン |
耐水圧 | 3000mm |
収納サイズ | 25×9cm |
重量 | 470g(ポール、ペグ除く) |
ローカスギア:クフ シルの優れている点
- 1ポール型のシェルターになっていて設営が簡単
- ニンジャシェルターに比べて軽量
パーゴワークス:ニンジャシェルターの優れている点
- ポール2本での設営で内部空間が広く快適
- キャノピーのはね上げができ、日よけ・雨よけが可能
- 自転車が入る
高価格ですが、同じような製品にHyperlite Mountain Gear:MID 1があります。
ただし、快適性ではニンジャシェルターに軍配が上がりますかね。
Nature Hike:パップテント
スペック
サイズ | W355×D195×H135cm |
---|---|
ファブリック | ポリコットン |
耐水圧 | 3000mm |
収納サイズ | 58×22cm |
重量 | 約6kg |
Nature Hike:パップテントの優れている点
- 難燃素材のためある焚火で燃える心配がない
パーゴワークス:ニンジャシェルターの優れている点
- 重量が1kgちょいなので圧倒的に軽量
- 収納サイズが小さく、自転車に積載しやすい
しかしながらバイクパッキングを考えると使えるのはニンジャシェルターぐらいかなと思います。
設営
実際の設営時の写真を交えながら、設営方法や設営スタイルを解説していきます。
設営方法
設営は非常に簡単で、初心者でもストレスなく組み立てられます。
- ステップ1四隅をペグダウン付属のガイドテープがあります。これを使ってペグダウンします。
- ステップ2シェルター本体を広げるシェルターを広げて正方形になるように配置します。
- ステップ3四隅をペグにかけるさきほど打ち込んだ四隅のペグにループを固定します。
- ステップ4ポールを立ち上げる2本のポールの長さを120~140㎝に伸ばし、シェルター内部に入れて立ち上げる。
- ステップ5両サイド2か所をペグダウンシェルター両サイドのループをペグダウンします。
- ステップ6後部のペグダウン・全体の調整最後にシェルター後部をペグダウンし、自在ロープの長さを調整します。
4つの設営スタイル
ニンジャシェルターは複数のスタイルで設営ができます。
どんな張り方ができるか4つのスタイルを解説していきます。
①通常スタイル
就寝時はジップを全面閉じたスタイルになります。
閉じても中が広いので快適性は高いです。
盗難が怖ければ自転車の収納も可能です。
②前面開けスタイル
とても開放的で一番使うスタイルです。
追加でポールが必要になりますが、自転車キャンプならバイクをポール替わりすればOK。
グループライドや複数人でのキャンプにおすすめです。
③側面開けスタイル
側面だけ開放したスタイルです。
寒い冬は風の侵入を極力防いだこちらがおすすめ。
スカートもおろせばさらに防風性が高くなります。
④インナーテントスタイル
別売りのニンジャネストをインナーテントとして使用したスタイルです。
虫が苦手な人も安心して就寝できます。
ニンジャネストは少し高いので、低価格の蚊帳でもOKです。
撤収とバイクパッキング
撤収とおすすめのバイクパッキング方法について詳しく解説していきます。
撤収方法
ニンジャシェルターは設営と同様に、撤収も非常に簡単で、初心者でもストレスなく行えます。
- ステップ1ポールとガイライン、ペグを外すポールとガイラインをシェルターから外します。シェルターが平たくなったらペグを抜いていきます。
- ステップ2ポールとガイライン、ペグを収納ポールとガイラインを収納袋に収めます。
- ステップ3シェルター本体を収納・圧縮シェルター本体を収納袋に入れていきます。
ぐしゃっと入れてしまった方がサイズはコンパクトになります。
入れた後は圧縮しながら巻き込んでコンパクトに収納します。
- ステップ4収納袋を閉じる収納袋をしっかり閉じて、シェルターの片づけは完了です。
3つのバイクパッキング
ニンジャシェルターは収納袋をそのままバイクにセッティングできます。
バイクパッキングユーザにとって「積載できるか」は不安なポイントだと思うので、3つのパッキング方法について解説します。
①ハンドルバー
オーソドックスなのがハンドルバーに固定する方法です。
グラベルロードやMTBで広めのハンドルの方はこちらがおすすめです。
ハンドル幅が45cm以上ないと収まらないので注意してください。
②サドル
サドルループがあれば、ボレーストラップなどで固定可能です。
サドルバッグやシートバッグを使わない方はこの方法もよいです。
③フレーム
フレームバッグを使わなければこちらもおすすめ。
バイクの中心なので安定性が高いです。
ライド中に内ももが少し当たるので注意が必要です。
おすすめの利用場面
ここまでニンジャシェルターについて詳しく説明してきました。
最後におすすめの使い方を解説します。
個人的に以下の利用場面でニーズが高いと思うので是非参考にしてみてください。
少人数のグループキャンプ
大人2~3人で宴会するときにちょうどいいサイズです。
最大3人までシェルター内で寝ることもできます。
冬キャンプ
フロアレスで広いため、寒い冬にはシェルター内で料理もできます。
側面開きスタイルでスカートをおろせば、風の侵入も最小限にできます。
ファミリーキャンプのメインシェルター
ファミリーキャンプでのメインシェルターとしても活用できます。
私は夫婦でデイキャンプするとき、迷わずニンジャシェルターをチョイスしています。
最後に
ニンジャシェルターは特にグループキャンプする方や家族の方におすすめです。
私自身4年使用していて心から買ってよかったと思っているので、ぜひ検討してみてください。
ほかのテントも気になる方はこちらの記事で紹介しているのでチェックしてみてください!
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