【バイクパッキング歴4年】春の自転車キャンプ装備一式を紹介 [2024年]

こんにちは!バイクパッキング歴4年のサイトウです。

 

春になって関東圏では最高気温が20度を超える季節になってきました。

寒い冬にキャンプを控えていた人も気持ちよくキャンプできる時期ですね。

 

春の気温や天候ではどのような装備が自転車キャンプに適しているのか気になる方も多いと思います。

そこで100泊以上を経験した私が実際に使っている春の自転車キャンプ装備を紹介します。

 

この記事では読者のこんな悩みを解決します。

  • 春の自転車キャンプの装備は?
  • 防寒対策はどのぐらいすればいいの?
  • 春にあったほうがよいギアってなに?

 

 

 

 

この記事のまとめ

サマリー

 

まずこの記事での結論をまとめました。詳細はこの後解説しているので、ぜひ読んでみてください。

 

  • 春の自転車キャンプのポイントは3つ
  1. 気温に合わせた防寒対策
  2. 虫対策をする
  3. 汗の処理に気を付ける
  • 春の自転車キャンプ装備ギア一覧はこちら
  • バイクパッキングはこちら

 

春の自転車キャンプ3つのポイント

ポイント

 

冬の期間閉鎖していたキャンプ場も3月末ぐらいから徐々にオープンし始めます。

春から梅雨入り前ぐらいにかけては、気温が暖かくなり、天気も晴れる日が多いです。

 

春の自転車キャンプを楽しむために、以下の3つのポイントを意識しましょう。

  1. 気温に合わせた防寒対策
  2. 虫対策をする
  3. 汗の処理に気を付ける

それぞれについて解説していきます。

 

①気温に合わせた防寒対策

寒暖差が激しい

 

春は気温に合わせた防寒対策をしましょう。

 

春は1日の寒暖差が激しく、日中は25度以上ですが夜は10度以下に冷え込む日もあります。

特にキャンプ場のような山奥の場所では天気予報より気温が低くなる傾向にあります。

 

最低気温をチェックして、適切な就寝具を装備しましょう。

 

気温ごとの装備とおすすめの就寝具はこちらの記事で解説しているので是非チェックしてみてください。

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②虫対策をする

虫対策

 

宿泊するキャンプ場の情報を収集して適切な虫対策をしましょう。

 

冬に眠っていた虫や植物は、春になってから活動を開始します。

特に吸血系の蚊、ブヨ、アブ、ヤマビルなどには要注意です。

 

キャンプ場のHPや口コミなどを調べると生息している虫の情報が手に入ります。

事前に調べて適切な虫対策の準備をしましょう。

 

 

③汗の処理に気を付ける

汗の処理

 

ライド中やキャンプ場での汗は気温が下がる前に処理しましょう。

 

前述のとおり、春は1日の寒暖差が激しいです。

汗でぬれた衣類を着用したまま夜になってしまうと体温が低下して危険な状態になります。

 

  • 汗抜けのよいウェアを着用する
  • 汗拭きシートやタオルなどで処理する

など適切な処理をしましょう。

 

 

春の自転車キャンプ装備紹介

春の自転車キャンプ装備紹介

 

それでは実際に私の春キャンプの装備事例を紹介します。

装備の検討には「必需品」「衣」「食」「住」「自転車」でカテゴリ分けすると考えやすいです。

 

今回は神奈川県の三浦半島へ1泊2日で行った際の装備になります。

日中と夜で寒暖差が10度以上あった日になるので、皆さんの参考になると幸いです。

 

現地の状況や工程は以下になります。

最高気温23℃
最低気温15℃
目的地三浦海岸
キャンプ場某野営地
移動方法行き:自走
帰り:自走、輪行
走行距離(片道)約80km
獲得標高(片道)約300m
走行時間行き:約4.5時間
帰り:約2時間

 

「必需品」ギア

ギア一覧

分類ブランド商品名重量(g)
充電器Anker
20000mAhバッテリー
343
充電器 –USB C コード15
充電器Lightningコード11
充電器Shokzコード11
ライトGoalzeroLIGHT HOUSE68
ライトCarry The Sun
Warm Light Small
57
イヤホンShokzOpen Run28
財布Blue Lugmame wallet6
眼鏡・サングラスEyevanサングラス38
衛生用品コンタクト4
衛生用品タオル44
衛生用品Gum歯ブラシ7
衛生用品ConCool歯磨き粉7
カメラRICOHGR3x260
カメラRICOH予備バッテリー25

【ポイント①】トゥースケアはコンパクトにすると便利

トゥースケア

 

歯ブラシ、歯磨き粉などのトゥースケアはコンパクトにしておくと便利です。

自転車キャンプだけでなく、旅行や温泉、急な外泊でも使えます。

GUMの折りたたみブラシはコンパクトなうえにヘッドが大きくておすすめです!

 

【ポイント②】自転車カメラはRICOH GR3がおすすめ

GR3

 

自転車でスマホよりよい写真が撮りたい方はRICOHのGR3がおすすめです。

重量がたった200gでとてもコンパクト。ステムバッグにも余裕で入ります。

しかもこのサイズ感でミラーレス一眼と同じAPS-Cセンサーが搭載されているので、自転車キャンプにもってこいです。

 

 

「住」ギア

ギア一覧

分類ブランド商品名重量(g)
テント3F UL GEARLanshan1(アウターのみ)410
グラウンドシートDupon
タイベックシート
121
ペグBoundless Boyage
ネイルペグ20cm
72 (18*4本)
ペグ福善打刀64 (16*4本)
ビビィSOL
エスケープビビィ
241
シーツCocoonシルクシーツ120
マットPuromonteマット105275
蚊帳EQUINOXSleep Screen120
チェアシルク
折りたたみマット
22

 

【ポイント①】強風環境ではガイラインを追加

ガイライン

 

強風環境ではガイラインを追加したり、自立式テントを使用したりして対策しましょう。

特に海沿いの地域では潮風で風速10m超えることはざらにあります。

安心して就寝するためにも、ガイラインは余裕をもって準備することをおすすめします。

 

【ポイント②】最低気温5~15℃ではビビィ+シーツで軽量化

ビビィ+シーツ

 

個人差はありますが、最低気温が5~15℃環境ではシュラフは必要ないと思っています。

シュラフを使わず、ビビィ+シーツで十分対応できます。

特にこの日は蒸し暑かったので、最終的にシーツ単体で寝ました。

 

軽量化できて、柔軟な対応ができるビビィとシーツの組み合わせがおすすめです。

 

 

気温ごとの就寝具についてはこちらの記事で解説しているのでチェックしてみてください。

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「食」ギア

ギア一覧

分類ブランド商品名重量(g)
クッカーEvernewTi57055
クッカーSnow Peak
パーソナルクッカー フライパンS
52
クッカーSnow Peak
パーソナルクッカー ナベS
153
ディッシュプレートZiplock
スクリューロック
42
マグSea To SummitX-mag60
カトラリーVARGOスポーク10
ライターBICミニライター11
クーラーBig SkyInsulite full26
焚火台Paago WorksNinja Fire Stand400
焚火台Shinano Works焚き火シート93
バーナー・五徳MYOG
アルコールストーブ
12
バーナー・五徳Sanpo’s Fun Lite GearWindscreen13

 

【ポイント①】調理、湯沸かしを分けて考える

調理と湯沸かし

 

クッカーは調理と湯沸かしで目的を分けると整理しやすいです。

兼用もできますが、あまり料理で汚れたクッカーを使いたくないですよね…。

 

今回は以下の目的でクッカーを分けています。

  • 調理目的:Snow Peak パーソナルクッカー
  • 湯沸かし目的:Evernew Ti570

 

 

【ポイント②】ボトルをウォーターキャリーに使う

ウォーターキャリー

 

自転車のボトルはキャンプ場ではウォーターキャリーとして使えます。

水道があるキャンプ場なら1Lの容量があれば十分なので、追加のボトルなどは必要ないです。

 

 

「衣」ギア

ギア一覧

分類ブランド商品名重量(g)
レインウェア・シェルOMMHalo Jacket130
レインウェア・シェルOMMHalo Pant69
就寝着:インサレーションAndWanderAlpha Hoodie255
就寝着:インサレーションOMMCore Tights133
就寝着:ソックスワークマンメリノソックス96

 

【ポイント①】OMMのコアベストは行動・就寝のベースレイヤーに

コアベスト

 

自転車キャンプにOMMのコアベストが本当におすすめです。

PRIMALOFT® ACTIVEを使用したベースレイヤーですが、速乾性があり、汗冷えもしないのでライドでも就寝でも着れます。

 

入手が難しいですが、気になる方はチェックしてみてください。

OMM JAPAN OFFICIAL

PRIMALOFT® ACTIVE - 化繊インサレーションの最高峰がフリースになって登場 PRIMALOFT® ACT…

 

【ポイント②】コアとシャツで汗抜けと汗冷えの両面をカバー

コア+シャツ

 

ライド中はコアベストとシャツの組み合わせが非常に快適です。

通気性が優れているので汗がすぐに乾きますし、下り坂でも汗冷えを感じません。

 

 

「自転車」ギア

ギア一覧

分類ブランド商品名重量(g)
輪行袋Fairweather輪行バッグ406
工具LEZYNE携帯工具131
工具Blue Lug
六角レンチ 6mm
42
ポンプLEZYNE携帯ポンプ76
修理キットLEZYNE
パンク修理キッド
33
修理キットSCHWALBE予備チューブ154
パッキングアクセサリーVoile
ストラップ 20inch
112
Crops87

 

【ポイント①】輪行用に6mmレンチは持ち歩く

6mmレンチ

 

輪行の予定がない場合でも、輪行袋と6mmレンチを持ち歩くと便利です。

宿泊先で体が痛くなったり、天候が急に悪くなってライドが難しい時でも公共交通機関で帰宅できます。

 

 

【ポイント②】輪行袋のストラップを裾バンドに

裾バンド

 

上述のFairweather輪行袋についているゴムストラップは裾バンドに便利です。

ショーツからフルレングスに履き替えたけど、バンドがない…そんな時に活用してみてください。

 

 

バイクパッキング紹介

バイクパッキング紹介

 

ここからはそれぞれのギアをどのバイクバッグに積載しているか説明します。

各バッグの中身の紹介の前に、全体の構成を少し解説します。

  • トータル容量25L前後
  • フロントバッグ、フレームバッグ、ヒップパック

 

フロントバッグ(12L)

フロントバッグ

 

  • キャンプ場で使うものを中心に積載しています
  • フラップ式なのでストラップで薄型のギアをパッキングできます
  • 上部のバンジーコードはシャツやレインウェアをパッキングできます

 

フロントバッグのポイント
バンジーコード、フラップで容量拡張

 

 使用しているフロントバッグはこちら

 

そのほかのおすすめのフロントバッグはこちらで紹介しています。

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自転車キャンプのおすすめフロントバッグ12選

 

 

フレームバッグ(3L)

フレームバッグ

 

  • テントやポールを中心に積載しています
  • テントは収納袋を使わずにフレームバッグに入れます
  • ポールとペグなどの長物かつ高重量ギアもパッキングします

 

フレームバッグのポイント
テントは収納袋を使わずに収納

 

 使用しているフレームバッグはこちら

FAIRWEATHER:frame bag (x-pac coyote)

 

そのほかのおすすめのフレームバッグはこちらで紹介しています。

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ヒップパック(10L)

ヒップパック

 

  • キャンプ場に到着するまでの道中で使うものを中心に積載しています
  • 重すぎると腹に食い込むので重量は~2kgほどで調整します
  • 背面にマットをパッキングしてパッド替わりにしています

 

ヒップパックのポイント
非防水なのでインナーカバーをプラス

 

 使用しているヒップパックはこちら

(取寄) マウンテンスミス ツアー 9L ランバー パック Mountainsmith Tour 9L Lumbar Pack Coronet Blue

※私のモデルは旧型になります。

 

 

春は自転車キャンプのオンシーズン

春は自転車キャンプのオンシーズン

 

今回の装備はみなさんの参考になりましたか。改めてこの記事で伝えたかったことをまとめます。

 

  • 春の自転車キャンプのポイントは3つ
  1. 気温に合わせた防寒対策
  2. 虫対策をする
  3. 汗の処理に気を付ける
  • 春の自転車キャンプ装備ギア一覧はこちら
  • バイクパッキングはこちら

 

是非最高に気持ちよい春のシーズンに、自転車キャンプを楽しんでください!

 

 

他の季節の自転車キャンプ装備を参考にしたい方はこちらで紹介しています。是非チェックしてみてください。

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