【自転車キャンプ】バックパックよりヒップパックが適している理由 [バイクパッキング]

こんにちは。自転車キャンプ歴4年のサイトウです。

 

皆さんは自転車キャンプのパッキングの際、バッグの容量が足りずに困ったことはありませんか?

  • なるべくULでミニマルな装備でいきたいけど、容量が足りない…。
  • 結局パニアとサドルバッグとハンドルバーバッグもつけないといけない…。

私も最初はバッグを購入するにもそれなりの費用がかかり、なかなか自転車キャンプがはじめられませんでした。

 

バックパックは所有している人も多く、簡単に容量を増やせます。
一方でデメリットも大きく、常時使用ではあまりおすすめできません。

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自転車キャンプにバックパックはなしなのか?

 

私が自転車キャンプを4年間続けていく中でいろいろなバッグを試しました。
その中で、バックパックを使うよりもヒップパックの方が使い勝手がよいことに気づきました。

 

そこでこの記事ではバックパックよりヒップパックがおすすめな理由を解説したいと思います。

 

  • 自転車キャンプの容量が足りずに困っている
  • より快適に自転車キャンプをしたい
  • ヒップパックやバックパックの購入を検討している
  • 自転車キャンプにおすすめのヒップパックが知りたい

 

 

自転車キャンプで使えるバイクバッグはこちらで紹介しています。是非チェックしてみてください。

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この記事のまとめ

この記事のまとめ

 

最初にこの記事で伝えたいヒップパックがバックパックより自転車キャンプに適している理由についての結論は以下になります。

後続で詳しく説明しているので、気になる方は読んでみてください。

  • ヒップパックが適している理由(バックパックとの比較)
    • 体への負担が少ない
    • 自転車の操作に影響がない
    • 汗抜けがよい
    • 荷物の出し入れがしやすい
    • 自転車バッグとしても使える

 

  • おすすめの積載ギア
    • 財布、サングラス、カメラなどの必需品ギア
    • ライト、鍵、輪行バッグなどの自転車ギア

 

ヒップパックとは

ヒップパックとは

 

ヒップパックとは文字通り、腰やお尻の位置に身に着けるバッグになります。

ウエストバッグやファニーバッグとも呼ばれ、ウェストのベルトとバックルで腰に固定します。

 

以前まではオフロードを走るモーターバイクで使用されていましたが、近年自転車のバッグとして注目を集めています。

自転車キャンプにおいては、体の負担を防ぎながら積載容量を確保できるのでとても重宝されています。

 

 

ヒップパックとバックパックの比較

ヒップパックバックパック
積載容量LOSE
5L前後
WIN
20~30L
耐荷重DRAW
2kg以上だとウエストに食い込む
DRAW
2kg以上だと肩の負担が大きい
出し入れのしやすさWIN
バッグを付けたままアクセス可能
LOSE
バッグをおろしてアクセス
身体への負担WIN
ほとんど影響なし
LOSE
肩、腰への負担あり
ハンドル操作への影響WIN
ほとんど影響なし
LOSE
登りで疲れやすい
汗抜け・透湿性WIN
腰に汗が溜まるが影響は限定的
LOSE
背中全体の汗抜けが悪い

 

 

積載容量の観点ではバックパックに分があります。

それ以外の部分ではバックパックのデメリットをヒップパックなら打ち消すことができるのでとても使い勝手が良いです。

 

バイクバックと併用するなら、

  • キャンプ場で使うギア → バイクバック
  • ライド中に使うギア → ヒップパック

という使い方ができるので、体への負担を減らしながらライドに集中できます。

 

 

バックパックのメリット・デメリット

バックパックのメリット・デメリット

 

ヒップパックのメリット・デメリットは以下の記事で実際に検証しながら詳しく解説しています。

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自転車キャンプにバックパックはなしなのか?

 

この記事では割愛しますが、気になる方はチェックしてみてください。

 

 

ヒップパックのメリット・デメリット

ヒップパックのメリット・デメリット

 

それではヒップパックのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

 

 

メリット

①体への負担が少ない

体への負担が少ない
出典:Apidura

 

バックパックと比較すると体への負担は圧倒的に少ないです。

~3L程度のヒップパックであれば、ほとんど身に着けている感覚がありません。

ただし、重量が2kgを超えてくるとウエストベルトが腰に食い込んでくるようになるので要注意です。

 

 

②自転車の操作に影響がない

自転車の操作に影響がない
出典:Apidura

 

体への影響がほとんどないので、自転車のハンドリングも問題ありません。

ただし重量が増えると前傾した際に若干苦しくなります。

ギアの重量には気を付けましょう。

 

 

③汗抜けがよい

汗抜けがよい
出典:Swift Industries

 

バックパックと比較すると背中は全面が開いているので汗抜けしやすいです。

バックが接する腰部には汗が溜まりやすいですが、不快感を感じたことはありません。

 

 

④荷物の出し入れがしやすい

荷物の出し入れがしやすい
出典:Swift Industries

 

腰にあるバックを体の正面に回せば簡単にギアを出し入れできます。

バックパックでは一度バッグをおろさなければいけませんが、ヒップパックであれば身に着けたままアクセスできます。

 

 

⑤バイクバッグとしても使える

バイクバッグとしても使える
出典:Swift Industries

 

自転車用バッグのメーカーが出しているヒップパックはバイクバッグとして利用できるものが多いです。

一般的なヒップパックでもデイジーチェーンやループがついていれば、ハンドルやサドルに括り付けることができます。

 

 

デメリット

①重量に気を遣う

重量に気を遣う

 

前述のとおり、重量は2kg程度が限界になります。

実際に3~4kg前後で使用しましたが、下腹部への食い込みが強く、前傾姿勢がとりづらくなります。

2kg以内であればそこまで影響はないので、積載重量には気を付けましょう。

 

②容量が小さい

容量が小さい

 

一般的な積載容量は5L前後になります。

サドルバッグやフロントバッグと比較すると容量は大きくありません。

 

ただし、ライド中使用するギアを収納するバッグとして活用すれば十分な容量になります。

キャンプギアではなく、ライドギアを収納する用途で使うことがおすすめです。

 

 

ヒップパックの使い方

ヒップパックの使い方

 

ここでは実際に筆者がどんな使い方をしているのか紹介していきます。

私は4年前に自転車キャンプを始めてから毎回ヒップパックを使っているので、参考にしてみてください。

 

 

おすすめの積載ギア

①必需品ギア

必需品ギア

 

まずは財布やバッテリー、サングラス、カメラなどライド中や買い出しなどで使う必需品ギアを収納しています。

特にカメラはバイクバッグに入れるとフレームやキャリアと干渉して破損する恐れがあるのでヒップパックに入れることをおすすめします。

また、財布とクーラーバッグを入れておけばそのまま買い出しに出ることができるのでとても便利です。

 

 

②自転車関連ギア

自転車関連ギア

 

ライトや鍵、輪行バッグなど自転車関連ギアの収納にも適しています。

特に鍵はライド中に使う頻度も高いので、軽量コンパクトなものをヒップパックに忍ばせておくと便利です。

 

 

積載方法のポイント

①バッグの中には防水のインナーバッグを

バッグの中には防水インナーバッグを

 

ヒップパックにはスマホやバッテリーなどの電子機器類を収納することが多いので防水対策が必要です。

防水のバッグを選ぶか、インナーバッグで水をシャットアウトするのがおすすめです。

 

 

②ライド中使うギアを外付け

ライド中使うギアを外付け

 

レインウェアやカメラなどライド中に頻繁に出し入れするギアは外付けがおすすめです。

ヒップパックにはバンジーコードやボトルホルダーがついているものがあります。

自転車キャンプのヒップパックとしては外付け収納できるものを選びましょう。

 

 

 自転車キャンプならバックパックよりヒップパックが最適

エンディング

 

それでは最後に改めてバックパックよりヒップパックが適している理由についてまとめます。

  • ヒップパックが適している理由(バックパックとの比較)
    • 体への負担が少ない
    • 自転車の操作に影響がない
    • 汗抜けがよい
    • 荷物の出し入れがしやすい
    • 自転車バッグとしても使える

 

  • おすすめの積載ギア
    • 財布、サングラス、カメラなどの必需品ギア
    • ライト、鍵、輪行バッグなどの自転車ギア

 

この記事では体に身に着けるバッグとしてヒップパックに焦点を当てました。

しかしヒップパックのみでは自転車キャンプに必要な30~40Lの容量を確保できません。

 

トータルの容量を確保するためにおすすめのバイクバッグはこちらで紹介しています。是非チェックしてみてください。

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