【伊豆大島】自転車1周はきつい?半周ルートがおすすめな理由 [裏砂漠]

こんにちはサイトウです。突然ですが、私は小学校のときから伊豆大島に行くのが夢でした。
伊豆大島といえばもちろん自然ですが、サイクリストの聖地としても有名です。

この記事を読んでいただいているということは、「伊豆大島×自転車」に少しでも興味がある方だと思います。
せっかく自転車で伊豆大島に行くのなら、ライドも観光もどちらも楽しみたいですよね。

ただ、伊豆大島は火山活動でできた島のためアップダウンが激しく、
旅の計画をしっかり練らないと中途半端な旅になってしまします。

そこで伊豆大島に自転車で数回訪れているサイトウが、1泊2日の伊豆大島の楽しみ方として、
1周ルートよりも半周ルートをおすすめする理由を紹介します。

 

この記事では以下の悩みを解決します。

  • 1泊2日で伊豆大島に行くけどどのルートがいいの?
  • ライドも観光もどちらも楽しみたい
  • 限られた時間で最大限楽しみたい

 

伊豆大島は気候や地域性が少し異なります。失敗しないための必需品はこちらで紹介しています、

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伊豆大島輪行の5STEP

 

 

 

 

この記事のまとめ

この記事のまとめ

 

とにかく結論だけ知りたいという方もいると思うので、最初にこの記事でのまとめからお伝えします。

理由は各章で詳しく解説していきます。

 

  • 伊豆大島観光で「裏砂漠」「地層台切断面」「サンセットパームライン」は外せないスポット
  • 1周ルートは初心者にはきつく、観光地をゆっくり満喫できない
  • 半周ルートでは時間に追われることなく、3大観光地も全て周れる。また、気になった場所に寄り道もできる
  • 多くの人におすすめなのは半周ルート
  • 最終日の過ごし方はダイビングがおすすめ

 

自然が魅力の伊豆大島

伊豆大島の自然

 

自然が魅力の伊豆大島ですが、

  • そもそも伊豆大島ってどんなところ?
  • 絶対に行ったほうがよい場所はどこ?

といった疑問を説明していきます。

 

伊豆大島とは

そもそも伊豆大島ってどんなところなの?という方向けに、
伊豆大島の特徴をざっくり箇条書きでまとめました。

 

  • 東京から約120km南の海上にある伊豆諸島最大の島
  • 富士箱根伊豆国立公園に属しており、島の約97%が保護されている大自然の塊
  • 1周は約50kmほどで、外周の大島一周道路を走るコースがサイクリストの間で有名
  • 伊豆大島は東京から数時間でアクセスできるところも魅力

 

サイクリストにおすすめの観光スポット3選

そんな伊豆大島にはここでしか見れない観光スポットがあります。
個人的に絶対に外せないと思う場所が3つあるので、詳しく紹介していきます。

裏砂漠

裏砂漠

 

日本で唯一「砂漠」と表記される場所です。
溶岩の粒や火山岩で覆われた黒い砂漠で、強い風が植物の芽生えを吹き飛ばしこの景観が保たれています。

個人的に伊豆大島の中で1番インパクトがあった観光地なのでぜひ行ってみてください。

 

地層大切断面(バウムクーヘン)

地層大切断面(バウムクーヘン)

 

一周道路沿いに約600mに渡って続く、縞模様の巨大な地層です。
過去2万年間に渡って繰り返された三原山の大噴火によってできた歴史の縮図です。

個人的には小学校の地理の教科書でみたときから行ってみたかった場所です。

 

サンセットパームライン

サンセットパームライン

 

海沿いに面した道路で、とても綺麗な景観を眺めながらサイクリングができます。
特に6時のフェリーで到着すると、朝日に色づいた綺麗な太平洋が一望できます。

自転車で行くなら必ず訪れたいスポットの1つです。

 

1周ルートと半周ルート

1周 or 半周

 

伊豆大島の3大観光地を周りながら伊豆大島を自転車で走るルートとして1周ルートが有名です。

伊豆大島には外周を囲むように整備された大島一周道路があります。
その1本道をひたすら走るのが大島1周ルートでサイクリストが多く訪れています。

しかし、大島を満喫するためには大島一周道路をひたすら走るだけではもったいないと思っています。
せっかく時間をかけて伊豆大島に行くのならライドも観光も楽しみたいですよね。

ここでは私が1周ルートではなく、半周ルートをおすすめする理由をそれぞれ比較しながら説明します。

 

伊豆大島から東京へ帰る場合、最終の大型船・ジェット船は14時半ごろになります。
輪行の準備やチケットの手配などで時間が必要なため、最終日の13時には港に到着しておく必要があります。
そのため1日目にライド、2日目はゆっくり過ごす方が多く、この記事ではその想定で比較していきます。

 

大島1周ルート紹介

半周ルートをおすすめしていますが、大島1周ルートが全ての人にとって適していないというわけではありません。
以下の人にとっては1周ルートでも素晴らしい大島旅行ができると思います。

 

  • 宿泊せずに日帰りで大島を1周したい上級者サイクリスト
  • 観光地周遊より、ひたすらライドを楽しみたい人

 

ここからはルートの特徴とその理由を解説していきます。

 

1周ルートマップ

 

1周ルートの特徴

特徴
始点岡田港
終点岡田港
宿泊地岡田港付近の宿
総距離約50km
所要時間約4時間
獲得標高約850m
観光地へのアクセス
  • サンセットパームライン:○
  • 地層大切断面:○
  • 裏砂漠:○ ※裏砂漠入口から数km内地に入る
補足
  • 特に東側の登りが激しく、水の補給場所がない

 

サイトウ
なかなかのヒルクライムコースだから観光を楽しみたい初心者にはあまりおすすめできないです。
岡田港までに戻らないといけないから、時間が押すほど観光地をゆっくり満喫できないよ。

 

大島半周ルート紹介

次に私がおすすめする半周ルートを紹介します。

時間に追われることなくゆっくり観光地を周遊することができます。
特に伊豆大島は少し寄り道すると、楽しいグラベルがたくさんあるのでオフロードも楽しめます。

 

  • ライドも観光も楽しみたい人
  • 時間に追われることなく、伊豆大島での時間を満喫したい人
  • 獲得標高500m以上は未経験の初心者

 

半周ルートマップ

 

半周ルートの特徴

特徴
始点岡田港
終点波浮港
宿泊地波浮港付近の宿
総距離約40km
所要時間約3時間
獲得標高約750m
観光地へのアクセス
  • サンセットパームライン:○
  • 地層大切断面:○
  • 裏砂漠:○
補足
    • 他の観光地や気になった場所に寄り道して遊べる
  • 裏砂漠までの登りがきつければ波浮港に引き返すことができる

 

サイトウ
裏砂漠に行くならどうしても獲得標高は高くなってしまう。
でも岡田港まで戻らなくてよいから、観光地をゆっくりできるし、時間に追われることもないよ。きつければ途中で波浮港に引き返せばイイ!

 

多くの人におすすめなのは半周ルート

半周がおすすめ

 

伊豆大島の魅力は3大観光スポットに代表される魅力あふれる自然です。
どこを切り取っても絵になるので、一瞬で走り去ってしまうのは少しもったいない。

そのため、多くの人におすすめなのは半周ルートだと思ってます。
伊豆大島の自然を最大限に楽しみながら、気持ちよくライドしましょう!

 

最終日を有効活用するには?ダイビングがおすすめ

ダイビングがおすすめ

 

ここまで大島1周ルートと半周ルートを比較してきました。
しかし、どちらのルートでも最終日は中途半端に時間が余るといった課題があります。

そんなときは伊豆大島の海を惜しみなく楽しめるダイビングがおすすめです。

 

どちらのルートでも最終日の過ごし方が課題

先述の通り、帰りの大型船やジェット船は14:30前後に出航します。
そのため最終日は船が発着する港に13時までには到着する必要があります。

「1日目のライドで3大観光地は楽しめているし、最終日は何をして過ごそうか…」か迷う方も多いはず。

そんな方に向けておすすめの最終日のおすすめの過ごし方を解説します。
タイムスケジュールまで載せているので参考にしてみてください。

 

おすすめはダイビング

結論、最終日の過ごし方で迷われている方にはダイビングがおすすめです。

伊豆大島に自転車を持ち込んでいると、陸地は楽しめているけれど、
海まで遊び尽くせている方は少ないんじゃないでしょうか。

伊豆大島では火山が作り出した独特の地形で1年を通してダイビングを楽しむことができます。
せっかくならスカイブルーの海でカラフルな魚を見てみませんか?

また以下で紹介する施設を利用すれば、最終日のタイムスケジュール的にぴったりはまります。

 

最終日のタイムスケジュール例
  • 9:00
    受付
    ダイビングショップ「オレンジフィッシュ」に到着。受付・着替えを済ませて、フィールドに移動。
  • 11:00
    海へエントリー
    海で綺麗な魚や地形を楽しむ。耳抜き、呼吸のレクチャーもあり。
  • 11:30
    ツアー終了
    ダイビングショップ移動し、着替えてクロージング。
  • 12:00
    解散
    解散して岡田港に移動。
  • 13:00
    岡田港到着
    岡田港でチケット発券、輪行準備。

 

13時港に到着するスケジュールに合うダイビングショップは少ないです。
上記で紹介している「オレンジフィッシュ」であれば間に合うので検討してみてください。

 

\オレンジフィッシュへの予約はこちらから/

 

素敵な伊豆大島旅行を

エンディング

 

いかがだったでしょうか。最後に改めてこの記事の内容を振り返ります。

 

  • 伊豆大島観光で「裏砂漠」「地層台切断面」「サンセットパームライン」は外せないスポット
  • 1周ルートは初心者にはきつく、観光地をゆっくり満喫できない
  • 半周ルートでは時間に追われることなく、3大観光地も全て周れる。また、気になった場所に寄り道もできる
  • 多くの人におすすめなのは半周ルート
  • 最終日の過ごし方はダイビングがおすすめ

 

個人的には半周ルートがおすすめですが、皆さんに合ったルートや伊豆大島の楽しみ方を見つけていただければと思います。

それでは素敵な伊豆大島旅行を!

 

 

伊豆大島は気候や地域性が少し異なります。失敗しないための必需品はこちらで紹介しています、

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